人気者の意味
最近、ラジオを聞く様になりました。
映像を見ているとあまり気付かないのですが、人の声や言葉には、聞くのが辛い人と心地よい人がいるのを感じる様になりました。
ある日聴くとは無しにラジオをかけておりましたら、いつの間にかに話に惹き込まれて笑ってしまった方がおりました。
この人スゲ~な!誰だろう?と聞き耳を立てますと「昇太さん!」と呼ばれております。
あまり見てないけど、もしかして笑点の司会をやってる人?と思ったら、やはり春風亭昇太さんでございました。
声と話しで惹き込まれるって本当にあるのですね。
かなり感動しまして、早速本を頼んでみました。

写真家の橘蓮二さんと言う方が対談して出されている本です。
で、いきなり「人気者」と言うのは、「人の気持ちが分かる」者だと思っている。
とグイッとつかまれてしまいました。
そしてこの昇太さんの楽屋での写真。

さらに惹き込まれてしまいます。
テレビと違って落語の高座は、目の前の人に語りかけて笑っていただく世界なんですね。
なので昇太さんは、テレビに出ても、ラジオで話していてもその向こうにいる人に語りかけている。
自分が話したい事を一方的に話している訳ではない。
お客様が何を聞きたいのか、何を求めているのか?どうしたら笑ってもらい頭のリラックスをしてもらえるのか?
実は、落語家を仕事として不断の努力と研鑽、何より人に対する謙虚な姿勢があるから思わず聞いて、笑ってしまう。
ただ笑わせてもらうだけでなく人として学ぶ事がたくさんある様に思います。
言葉も、写真も宝の様に思える本を大事にめくりながら、羽田空港行きの今日の後半戦に備えております。
朝は氷点下4℃でございましたが、日差しには確実に春を感じます。
みな様もなるべく充実した日一になりますように。
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