辻川慎一つくば便り

モーニングムーン

おはようございます!

昨日は、出勤から残業しての退勤まで約7時間の運転でございました。

賃金が高かった時代の方がよっぽど楽であった様に思いますが、それでもイラツイて事故でも起こせば台無し。やるからにはやり切るしかありません。簡単に辞められないけど、辞める自由はあるのでございます。


くたびれて昨晩のスーパームーンを見らませんでした。


なので、朝顔にモーニングムーンでございます。

1日どころか、朝咲いたら数時間で終わる朝顔の花。一体どれほど咲くんだ〜、と驚きます。


昨日は、池袋の西武デパート本店でストライキがあったのですね。


デパートでのストライキは、63年ぶりと言うのですから、こちらも私に取ってはビッグニュースでございました。

私も仲間たちとストライキをずいぶんやって来ましたが、職場丸ごとの600人みんなでやったこちらのストライキは凄いと思います。

自分たちのやって来た仕事(労働)に誇りと自信があるからこそだと思いますし、それをお互いに認め合うと言う共同性が土台にある様に思います。



昨日の空港出迎えには、ベトナム人の通訳の人が同乗してくれました。

約1時間半、色んな話を聞く事ができました。大学を出て日本の就労ビザを取得して働いている人です。

「ベトナムの人はうるさいし、ケンカもするけど困ったらみんなで助け合います。よくみんなで集まって食べ物を一緒に食べ、飲んだりします。楽しいです。」

「でも日本の人は、みんなバラバラな感じがします。どうしてなんですか?さびしくないのですか?」

そんな話もありました。

「私が小さな時は、日本もそうでしたよ。お金で解決できる様になって、だんだんバラバラになってしまいましたね。バラバラだから、自殺も多いし、お年寄りが孤独死したりします。」と言うと

「ベトナムでは、無い事です。」と言い切りました。

5パーセントの共産党の人たちが支配するチャンスの少ない国である事は、しっかりと批判しながらのお話しでございました。

私は、彼と話しながら思う事があります。

国のため、会社のため、組織のためが自分のため…としながら捨てて来たこ
と。忘れ去って来た事です。

本当は、お互いに支え合っている。だから、楽しい。だから困ったら自分にも色々あるからこそ助ける。

それが労働組合をめぐる本当の闘いだった。

主張の正しさを競うなんてのが本質じゃない。

そんな事を繰り返して来て、結局呆れられ、見放されて、バラバラになってしまった。

ところで、うるさい連中なんだけど、仲間たちに何かあったら助けるって動労水戸と言う労働組合の人たちそのものでした。


こちらは、宇都宮のLRT。


日本全国、百貨店の衰退が激しいのですが、路面電車や地下鉄など鉄道が残っている都市では売上が落ちていないそうなんですね。

宇都宮も。

少子高齢化の人口減だけでなく、車社会化と共に百貨店の衰退とシャッター街化が進んで来たのですね。

東京と大阪以外には、車無しで生活する事が困難だそうです。

そこに高齢化とガソリンの高騰。

いずれたち行かなくなるのは、私でも分かります。

国鉄の分割民営化って何だったの?
民営化外注化反対!なんて言いながら、自分の事は人任せだ(外注している)から仲間がいなくても平気でいられるんじゃないかな。

甘くない中小企業の現実と格闘する中で、多少なりとも分かって来た事です。

人任せで、幸せな社会なんか無い。


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