パターン化と自動運転
「AIでこれからは自動運転。俺達も要らなくなるね~。」と同僚たちが言います。
「設備投資が要るし、田舎に投資しないのでは?」と私。
ところで「自動運転」ですが、別にAIに限った事でなく私たちの日常でも習慣化・パターン化で、「自動運転」してるのが分かるでしょうか?
新しい刺激を恐れ、脳はパターン化を求める。なので、気が付かないうちに同じ行動やルーティンを繰り返す事になってしまう訳です。
結果、どうなるかというとそれが、安全・安心であるかの様な誤解とマンネリ化した時間をただただ送る事の繰り返しになる。
つまり、全然ワクワクしないと言う事になる訳です。
自動運転がもたらす世界って、きっとつまらないと思います。
安全の方も、原発並くらいでしょうね。「想定外」に弱いのではないでしょうか?

(「つくばね焼き窯元」の入口でございます。無二の手作り感が良くありませんか?)
妻のCDコレクションを聞いていて、良い感じ〜と感じる一曲がありました。

ボー・ディドリーと言う、かなり古くから活躍してきたブルースギタリストです。
めっちゃ個性的なギターですが、演奏も強烈で個性的です。
コードは単純らしいのですが、ビート感が凄いと思います。
ブルースからロックンロールへの橋渡しをしたと言われるかなり知られたギタリストなんですね。
ローリング・ストーンズやU2も、深く彼の影響を受けたそうです。たぶんスティービー・レイボーンも。それぞれが、十分に強烈なんですが、ボー・ディドリーの演奏を聞いて、きっとワクワクしたのだと思います。
人と言うのは、人の影響を受けながら自分なりに新しいものを生み出して行く。
良く見たり、深く聞いたり。そして、自分自身でやって見る。実は、子どもの時からそうですよね?
それが、パターン化とは違うアナログの世界であり、心の世界の様に思います。
だから、マンネリとかが無いのですよね。
「みんなが考えているより、ずっとたくさんの幸福が世の中にはある。たいていの人は、それを見つけられないだけなんだ。」
メーテルリンクの「青い鳥」の一節だそうでございます。
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