辻川慎一つくば便り

ハートのクイーンを手元に。

観光バスを20代から40年以上運転して来た一つ上の先輩が、

「給料をもらいながら、日本全国の名所に行き名湯にも入った。ある時は絶景の雲海を見ながら走った。こんな幸せな仕事は無い。お客さんに聞かれたら、知らないなんて言わないよ。ここは是非見て置くべきですと勧める。お客さんに夢を提供する仕事だと思う。だから辛いと思ったことがないんだ。」

「下見はして来たから。これから妻を案内したいんだ。」

と若い頃の写真も見せて下さった。

綺麗な奥さんですね!と言うと、ニコニコしていました。

奥さんがいて、彼がいる。彼の奥さんは、ハートのクイーンだったのですね。


(写真家でもある国分さんが運転する特急電車。「完璧な出来」とほめていただきました。)


夢を提供する仕事か。

良く考えて見ると、私も夢を提供して来た様に思います。

でも、私自身はそう自覚していませんでした。

厳しく、辛い毎日があったりする。だからこそ、非日常の気分転換が楽しい。

で、夢を提供する人たちが苦しんでいたらそれはウソになる。

つまり、労働者が充実して働けなければ、提供を受ける側だって嬉しくは感じ無いと思う。

労働組合の役割って労働者が楽しく働き、夢を提供できる様な環境や条件をつくることにある様に思います。

だから、コロナの時代にはより必要なんじゃないかな?

古い対立構造そのものが、牢獄になってはいないのでしょうか?

https://youtu.be/9DmSpXYIaU8

私が、長期間牢獄にあった方を思いながら聞いたイーグルスの曲ですが、私自身が別の牢獄にいたことに気付きました。


ダイアのクイーンは、使うものを傷つけるんだ、手元にハートのクイーンがあるのに…。君は、暑さや冷たさを感じているのかい?…

深い歌詩であり曲だと思います。

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