ナイショの緊急事態発生
みなさま。
乗務員とは、体調管理が大変でございます。
運転テクニックや安全問題だけでなく、生理現象の調整にも気を配らなければなりません。
私が電車運転士の時代は、缶コーヒーを飲んだり、タバコを吸うのは眠気覚ましに良いと言われていたおおらかな時代でしたが、運転席を離れてトイレに行くのは何とも格好が悪くやはり大変な思いをした記憶があります。
いつも出勤前には、膀胱も大腸も空っぽにして出かける様にしているのですが、今日は出しきれなかった様です。
車庫を出てしばらくすると、何だかお腹の感じがヤバい。
まさか?済ませたはずだ!
と思っても、生理現象と言うのは気のせいで終わってくれません。
時間と共に、ヤバさが増して来ます。
何も起きていないかの様に運転するのですが、漏れそうな辛さだ。
「あー。ここで漏れたら絶対バレる。運転しながらウンコをもらした運転士として、私は長く語り継がれて行くのか?」
「いやだめだ!そんなのイヤだ!」と括約筋を引き締める。
あと20分頑張れば、時間調整でトイレに入れる。
コロナウイルスではないが、便意にも不思議に波があります。
こらえて治まると、次にはさらに大きな波が来る。
正に必死。
そして、ギリギリなのに余裕があるフリをしながら、公園のトイレに駆け込む。
ところが駆け込んだトイレに紙がない。
うぉー!何という試練!
慌てて、もう一つに行くとギリギリあった。
最後に、カミは見放さなかったのだ!
なんて喜んでいる余裕もありませんでした。

かくして、私は文字通りの「汚名」を残さずに済んだのであります。
対策。
もはや秋。乗務前夜は、冷たいものは控える。
引き続き、規則正しい生活を心がける。
水溶性のティッシュも用意しておく。
地震ならずとも日常生活と緊急事態への備えは大切だと実感した次第であります。
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