辻川慎一つくば便り

コンデ(クソ親父)

昨日も突然の豪雨にあったりとなかなか大変な天気ではありますが、植物に取っては恵みの雨なのかとても活き活きしている感じがいたします。

私の仕事も梅雨の様に定まらず、出勤退勤もその日その日なんですが、昨日は17時に帰宅できました。

まだ日は長く、雨も止んでおりましたので妻に散歩に誘われました。ちょっと疲れてはおりましたが、一緒に散歩できるのも当たり前の事ではないし、せっかくなので散歩できる公園に行きました。


公園で「ネジ花」を発見。

小さくて、好きな花です。

花言葉は「思慕」で「あなたにあわなければ、こんなにあなたを思うことはなかった。」とのことです。

子どもであれ、愛する人であれ、ある意味では誰でも、あわなければ思うことはなかったってみんなそうなんですよね。

例え亡くなった人でも、思い続けるのが人間なんだと思います。

水生植物園もまだまだ綺麗でした。


枯れた花を、せっせと摘んでいる男女がいました。


男の方に声を掛けさせて頂きましたら「新しい花が咲く邪魔をしない様に、咲き終わった花を摘んでいるのです。妻と二人で、公園管理者から許可を得てやっています。」と言います。

「あー、それでいつも綺麗なんですね。凄いですねー。」と言いますと「夫婦してヒマだからです。」と謙遜されました。

ヒマだろうとやらない人はやりませんよね。忙しかろうと綺麗にしようとやる人はやる様に思います。

綺麗に咲いているのも、やはり人の手なんですね。

気持ちや意志があって、無償のことに存在意味を見出している。人に対しても本来は、そうなはずだと思います。


赤い「ヤマアジサイ」も咲いていました。小さいけれど、印象的でした。


私は、乱暴に、ガサツに、人生を駆け抜けて来てしまったためか、何事にも丁寧さに欠けます。

つまり、丁寧に生きる事が出来て来なかった。いつも心が、そこに無くって「次は?次に必要な事は何?」と自分で自分を追い立て、失敗をするととても落ち込んでいました。

資本主義はおかしいと思いながら、結果を出せてなんぼの世界にハマっておりました。

その結果って一体何だったの?って事です。

人が快く思わない事って、やはりダメです。生命の記憶に反するのだと思います。

韓国では、石頭で、自分の業績にこだわり若い世代に嫌がられている人を「コンデ!」(クソ親父)と表現するとか。

韓流好きの妻が私に「あなたもコンデだったよ!」と言います。

コンデのままだったら、ミソキンくんと親しくなる事もなかったよな~なんて思います。

ニュースを見ながら射殺された自衛隊の教官ももしかしてコンデだったのかな?なんて考えてしまいました。

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