グンダムはどこにありますか?
昨日は、中国から。本日はインドネシアからの実習生を迎えに行きました。
色んな人生と夢を抱えた青年たちを無事に迎えて、送り出す。人を乗せて運ぶ仕事は、鉄道であれ自動車であれ同じ責任を日々果たしているのだと思います。
自家用車のエンジンから時々異音がするので、予約してディーラーで見てもらいましたが、つなぎを着て状態を緻密に聞いて万全の対策を打って頂く姿を見て、この方たちも人の命を乗せている自動車に対する責任を取っているんだなと妻と感心してしまいました。
私の方も本当は逃げの効かないプロドライバーの端くれではあります。なので、運転はもちろん日常の点検にも責任ある身。感心ばかりしてはおられませんね。

私同様満身創痍の担当車の点検ハンマーでございますが、ちゃんと役に立っております。えっへん!
今日乗せた実習生の若者は、かなり日本語が上手いのでビックリしましたが「日本に来るのが夢でした!」との事。
スマホのアプリで勉強したそうでございます。
「東京でキレイなところはどこですか?渋谷ですか?」
「伏見稲荷が見てみたい。」
「東京でラーメンが美味しいのはどこですか?」
など次々と質問されます。
そして
「グンダムはどこにありますか?」
の質問。
グンダム?
「インドネシアでは有名です!」
と言う。
しばし考えて、もしやガンダムではと思い立つ。
「もしかするとガンダムかな?それなら確か横浜にあったね。横浜もキレイで大きい街だよ!」
と何とか返しました。
聞くと鋳型の仕事に就くとのことで、既に先輩が働いているとのことでした。「社長さんが良い人だと先輩が話している」とも言います。
「それなら良かった。難しそうな仕事だけど、楽しく頑張れそうだね?」と言うと
「はい。絶対に頑張ります。勉強します。日本が好きですから!」と応えてくれました。

日本って凄い憧れや夢だったりしてるのを間近に感じさせて頂きました。
夢はなるべく壊したく無いですね。
と言うか、何より私たち自身が自分たちを粗末に考えて夢を無くしてはいけないよな。
そんな思いが致しました。
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