辻川慎一つくば便り

カモメたちを見ながら

みな様、良い日曜日をお過ごしでしょうか?

私の方は、昨日息子のお墓参りをして実家で頑張っている両親に会い、JR時代の先輩や同僚を訪ねて来ました。

JRを離れて早くも5年の月日が流れましたが、みなさんに暖かく迎えて頂ける幸せを改めて噛みしめて来ました。

姉を亡くしたばかりの母は、気丈に振る舞っておりましたが心の打撃が体やきつい言葉使いに現れておりました。

「強風でふらついていたので心配だったよ」と教えてくれた妻に感謝しながら「母さんが一番辛いのは分かっているから、無理しないで自分を大事にして欲しい。俺も頑張るから。」と気持ちを伝えましたら、ずいぶんと穏やかな話し方に変わりました。

年齢で、心の打撃の違いがある訳ではありませんよね。本当は、日常一緒にいて支え合って生きているパートナーや家族の思いやりが大事なんだなと、思う様になって来ました。

昭和を生き抜いて来たワイルドで、優しい言葉を母に掛けられない父を見ながら、俺も似てるんだよな~としみじみ反省してしまいます。

誰しもに辛い事があります。それを分け合う人がいて、立ち直る力が出て来るのも誰しも同じなんだと思います。


今日は、私たち夫婦もリトル気分転換の散歩に行きました。


白鳥、カモ、オオバンに何とたくさんのカモメまでいました。


カモメは、海鳥と思っておりました。漁師のおこぼれを頂いていたのが、近年はそれが減ったために内陸まで来ている様です。


基本肉食なので、鳩やネズミも襲うそうで「かわいい!」イメージだけで見てはいけないかも知れません。確かにクチバシもかなり鋭く、他の鳥を攻撃しています。


とは言え、そのカモメたちとも戯れて「楽しい!」と言う妻でございました。

さて、明日からまた仕事です。
同僚たちは、「65になったらもう仕事はしたくないな。ゆっくりしたい。」と話します。

ゆっくりやりたい事ができるなら、それも良いですよね。

やる事が無いと言うのが、一番大変かも知れません。

大変だろうと理不尽だろうと、私たちはお互いに人との関りで名前を持った人として存在しているのですから。

理不尽だからこそ負けない愛と信頼を築こうとする人間と、争う事で生きるカモメたちとの違いなのかななんて考えました。

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