辻川慎一つくば便り

もう一つの目と手。

今朝は比較的に涼しい!と感じたら、何だかゴロゴロという音がします。
雷です。

熱中症の後は、水害にも警戒。
同じ景色が一変し別の猛威が発生する。

日本の自然もなかなか大変なんですよね。甘く見ずにみなさんで注意して、守りあわないといけませんね。

自分だけで何とかなると思うのは、生産力や技術力の発展が生み出した誤解の様に思います。

昔の鉄道映画を見て感じるのは、自然の脅威から力を合わせて切り抜ける鉄道員の姿が感動的だった!と言うことです。

人が、困難に際して個人の利害を超えて力を合わせる。だから感動する。

自分だけでできるなんてのは、実は他の人は要らないと言うことなのであまり面白く無い様に思います。


昨日の畑仕事の作業前。三十分も作業すると全身から汗が吹き出ました。困るのは汗が目に入り見えなくなってしまうことでした。


それでも汗をかくと言うのは、代謝を高める面もあるのでしょうか?体が活性化するのを感じます。

作物も、昆虫も、様々な生物が活動し、私も生きているのを感じるのが嬉しい。農作業の楽しみなんでしょうか?

運転士の先輩方は嫌がり同情するのですが、楽しみはあります。

暑さが尋常でないので午後は、日本語学校施設のメンテナンスになりました。

総務課員は何でもやります。

脚立を出して蛍光管の交換も何十本もやります。

上だけ見て作業していると、暑さもありクラクラします。

大丈夫だよ!なんて言いながら、めまいがする。するととすかさず私の体を支える手が出て来ました。

相手を良く見ていないと出ない手です。

細やかな事かも知れませんが、細やかな配慮が相手を守るのだなと改めて思います。

実は私たちの日常は、周りの人たちの目や手に支えられ、守られている。

大層なことではなく、細やかな事の積み重ねなんですよね。

全て自分でやれる!なんて大層な考えは、近代の最大の誤解なんじゃないかな。

一人でできるもん!じゃなくて、細やかに、しなやかに、助けあえる事の方が大切なんだと思います。


昨日の筑波山。高圧電線や鉄柱が入るのは写真としては邪道なのでしょうか?


山の風景も一日として同じ日がありませんし、時間が経つとどんどん変わります。

なので、良いな~と感じたらなるべくそこでちょこっと撮って見ます。

そう言う面白さは、妻が伝えてくれました。妻の撮る空や人物の自然さや面白さに惹かれたのです。つまり、やはり私一人の写真では無いのです。

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