辻川慎一つくば便り

それもまた楽しからずや。

今日はお彼岸の中日。春分の日で学校等はお休みなのですが、私が担当している工場が出勤日で、私も乗務でございます。

正社員で月給が保証されていた時には、嬉しい休日でしたが、何せ日給月給のフルタイムパートの身ですので有り難い出勤日と言う事になります。


出勤しましたら、乗務の同僚も数人でした。


いつもなら、みなさんにあいさつをしたり、発車前にはみなさんの姿を運転席から眺めるのも楽しんでいますのでちょっと寂しい感じがします。

それでも綺麗な空やちょっと雪で薄化粧をした筑波山を見ながら、朝の空いた道路をバスで走るのはなかなか快感でございます。

休日の仕事もまた楽しからずやですね。

「それもまた楽しからずや」って、中国の孔子が、学問をして学ぶ事や親しい友人とお酒を酌み交わしながら語り合う事の楽しさを表現した言葉です。


悪天候の昨日は何だか沈み込み、さわやかな今日はそれもまた楽しからずやなんて思う。俺って何だ?と思ったりするのですが、もしかすると気圧に原因があるかも知れませんね。

低気圧だと調子が悪くなる人がいると聞いた事があります。それから自立神経が失調気味なのは、息子を亡くしてからなのですが、どうも長すぎるのは加齢にも原因があるかも知れません。

若い頃には気にした事がありませんでした。


ところで気分が落ち込んでいた昨日、事務所に発車前点呼に行って周りにいた人にあいさつしていると、事務所の若い女性が私ワザワザ私のところに来て45度くらいのお辞儀をしました。


ん?いつもニコニコしながら手を振ってくれる人なのに?って一緒思ったら、腰を上げてからニタっと笑いました。

つまり、私のマネをした訳です。
いやっどーも。笑ってしまいました。

前職は企業のイベントやコンサルタントの仕事だったと言ういつも明るく楽しい感じの人です。

俺って、そんな印象なんだって可笑しくなりました。

そうすると笑顔ではあっても、実は落ち込んでいた気持ちが一瞬晴れるのが不思議です。

それもまた楽しからずやですね。


朝4時の朝食を頂こうとしましたら、何気なく私のパンダの箸置きを改めて見ましたら、何だか私の気持ちの様にがんじがらめな姿になっておりました。


可笑しいので記念写真。
それもまた楽しからずやですね。


早お昼に、土浦にある「プルコギ屋」に行きましたら550円定食が売り切れと韓国人店主のお母さんが言います。残念!「また来ます。」と言うと顔を覚えてくれていて「辛ラーメンでも良いなら作るよ。」と言って下さいました。


前回も売り切れでしたが、美味しい「韓国チャーハン」を作って下さいましたのでお願いしました。

インスタントの袋入り辛ラーメンなんですが、たぶん出汁の効いた自家製スープに玉子や肉も入っていて辛味に角がなくまろやか。美味しかったです!

売り切れもまた良し!お店のワンちゃんの歓迎ぶりも凄く、撫でると私の手をペロペロ。可愛い〜!それもまた良し。

そんな訳で、小さな良しを感じながら、揺れる身体や気持ちを立て直して、休日夜の乗務に向かいます。

それもまた良し、ですね。

私の何が凄いって?「辻川さんは、いつも笑顔でいるのが凄い。」って言われるのできっとそうなんですね。きっと自分だけでなく、人は誰しも悲しみも喜びも、辛い事も色々ある。みんな限りある命の中で、同じ時代と接点を生きているんだよ。そう思えるから、笑顔で頭を下げ続けているのだと思います。

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