辻川慎一つくば便り

ぜい肉と執着を落としチュー

昨年末、会社の一斉健康診断の日に倒れて動けなくなってしまいました。受けないとバスの運転ができなくなりますので今日は乗務の空き時間に病院に行き健康診断を受けて来ました。

15年ぶりくらいでまたタバコを吸い始めてしまいましたので、医師に注意されるかな?と覚悟していたのですが「1年前より体重が5キロ以上減って、腹囲も減っている!」と驚かれた次第です。

「どうして?」と聞くので「食事ですね。」と答えました。

夜遅い仕事だと寝る直前の食事になりますので、大体の同僚が「太る」と言います。

私も帰宅が21時近く、22時には寝て3時起きの毎日です。


特に寒い時期は、寝る前に胃の負担が少なく、身体が温まる様にと妻が汁物を作ってくれます。


汁物に20度の焼酎をお湯割り3杯頂く。

これで十分なんですね。
アルコールは、それ以上飲むとアルコールが残ってしまうだけでなく睡眠障害になる事がようやく分かって来ました。

眠らないといけないとアルコールに依存すると逆の結果になるのですね。

そんな訳で、頂いた野菜を食べ続けた
事と妻の料理の凄さを実感した健康診断でございました。

肺も綺麗で、心臓にも以上無しとの事でした。

まあ医師の言葉に依存するのも人頼みに変わりはありませんので、自分の生き方の見直しはまだまだこれからだと思います。

突然倒れても、医師が大丈夫って言ったのになんて言っても仕方ない事ですし、これで大丈夫なんて事は無いのですから。


(つくばみらい市にある板橋不動尊です。建物は江戸時代後期のものながら、何と1200年の歴史があるとの事です。)


800年くらい前に生きた吉田兼好と言う人が「徒然草」で、「世の中は無常であり、何かに執着するような人生ではいけない。 人間はいつか死ぬのだから、様々なしがらみを捨て、今この瞬間を大切にし、本当に自分が生きたいような人生を生きなければならない。」と書き残しているのですね。

執着なんかしても、全ては変わりゆく。執着やしがらみを捨てたところで今を生き、自分を生きられるんだよ。
そう言う教えの様に思います。

執着って?と思いますが、例えば人より早く行きたいと、やみくもな運転をするのも執着だと思います。

執着すると自分を失う。

会社や誰かの評価ばかり考えて行動するのも執着。

執着すると、自分も人も見えなくなる。

結構、そんな事ってたくさんありませんか?

私なんか、過去の事ばかりに執着して、現在生きている事がおろそかになってしまう。

なかなか執着を捨てるって事は大変なんですね。

執着して人を殺してしまうなんて事も、ありますよね。


(板橋不動尊の不動像。弘法大師空海が彫ったとされているとの事です。)


執着を捨て、ぜい肉を落とし、世界や人との関係が変わったら全然違うものが見えて、何より自分自身が変わるかも知れませんね。

新年第一週、執着を捨てながら締めの乗務に行って来ます。

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