辻川慎一つくば便り

うる星やつら

みなさま、お疲れ様です。
私の方、相変わらずヘトヘトで何とか週末にたどり着き有り難い3連休に入りました。

人の役に立ちたいと頑張る訳ですが、どうにも助けられっぱなし。

情けないとも思う訳ですが、思い返せばずーっとそうだった。

どちらかと言うと、社会にも、会社にも素直には従わないアウトローみたいな人たちに好かれたり、助けられて来た様に思います。

なので、それぞれの反抗に人としての筋がある人に対して偏見を持つ事は無かった様に思います。

まあ、何事にも黙っては従わない「うる星やつら」に何故か好かれ、助けられて来たって感じです。


(私が国鉄に入った頃連載が始まった「うる星やつら」です。)

ところで、人間の社会というのはこの反抗的な「うる星やつら」がいる事で、大人しい中央値にいる人がその恩恵を受けているという関係がある事をご存知でしたか?

何事も反抗的で、ふざけんな!って怒る人。

かなり少なくなって来た感じがしますが、迷惑だな〜、困ったな〜、なんて思いませんか?

ところが、私の様に平和を愛する、温厚な人間には、実は有り難い存在な訳なんですね。

まあ、私の昔を知る人には「今さら何言ってるんだ。」と言われそうですが。

やるしかないからやって来たのですね。


(まだまだ暑い。今日の筑波山です。)


今の会社にも、仕事の筋をきっちりさせたいために、曲がった事が許せない。妥協できすに怒りを叩きつける同僚が、何人かおります。
若い人にもおります。

その人たちに付和雷同したり、合わせる訳でなく怒りの訳をしっかり聞きます。もちろん、しっかり相手を見て。尊敬の思いをもって。なぜなら、みなさん私よりちゃんと仕事ができる訳ですから。

そうしますと、私が困っているのを見ると必ずと言って良いくらい助けてくれるのです。

「なにやってんだよ辻川さん!しょうがね〜な。」って感じで。

毎日助けられるので、次の日は助けてもらった人にお礼を伝えるのが大変なくらいです。

そんな時に、迷惑でうるさいと思われている人の存在ってやっぱり有り難いなとしみじみ思う私がおります。

自民党や兵庫県知事ばかりではありませんが、本当に迷惑なのは自分が中央値のトップにいると思っている人たちなんじゃないかなって思います。

うる星やつらの方に、はるかに人としての筋がある。

色んな人がいて、この社会も世界も成り立っている事を忘れてはならないと思います。

まあ、その「うる星やつら」にも「面倒なやつ」と思われている私だとは思うのですが、めんどくさくない人間の方が不自然なのだと思います。

みなさん、良い土曜日をお過ごしください。

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