辻川慎一つくば便り

いつでも夢を

既に十分暑い日々ですのに、夏本番も子供たちの夏休みもこれからですね。

公園の木々をよく見ていますと、紅葉し始めている木もありますので既に秋が潜んでいるのだな~と思います。

時の流れも、季節の変化も、容赦なく進んでいると感じます。


(妻の亡き親友の奥さまが送ってくれた、山形県鶴岡市のメロンを頂きました。茨城県のメロンとかなり違います。人も食べ物も上品なのは、北回り船で京とつかながって来た歴史が、鶴岡にあるからでしょうか?)


妻が「人は必ず死ぬ事が分かっているのに、自分の死をちゃんと考えずに人任せにしている。」と言います。

確かに、分かっている事なのに考えてないですね。

労働組合で効率化や外注化に反対しながら、どうも自分の事については人任せにして来たし「何とかなるさ」といい加減で、無責任だった様に思います。


ドイツの哲学者カントさんは「人々が自分の事を考えられないのは、知性が欠けているのではなく勇気が無いからだ。」と言ったそうであります。


人には死ぬ事ばかりでなく、不安がつきまといます。不安が無いのが安心だと思ってしまいますが、不安の無い人生なんて無いし、そんな人生にワクワクドキドキも無い様に思います。

不安があっても、勇気を出して乗り越えるところに深い喜びがある。

なので、そこを人任せ(外注化)にしたら安心でなく、退屈と不満しか無くなる様に思います。つまり、つまらない人生でしか無くなる訳です。

カントさんは「他人の道案内無しに、自分の悟性を使えないのは、未成年状態だ。」とも言っております。

つまりいつまでも他人のせいにして生きている人は、未成年のままの人間だよ~って訳です。

自分自身を生きなさい。自分自身を生きるためには不安を乗り越える勇気が必要なんですね。

なるほど、なるほど。

例えば、私が62才で大型二種免許を取って大型バスに挑戦した。で、そんなに甘いもんじゃなく散々失敗した。

そして、事実上の降格でとにかく色んな下働きをしながら約2年。苦しかったけれど何でも受けてやりました。

そして「大型バス」をもう一度と言うお誘いを受ける様になりました。

既に今年67才ですし、不安が無いはずがありませんね。

他方せっかく大型バス運転をしようと入社した、私よりずーっと若い人が20時間の研修をやったら「無理」と辞めてしまったと聞きました。



でも無理とかは誰が決めるのでしょうね。


不安があれば、具体的に越えて行くしか無いのですから、誰それがこう言ったからではなく、越える勇気があるのか無いのか?

身体に障害を抱えれば、一歩歩む事にも大変な勇気が必要になりますね。

他人には分からない事ですが、不安を勇気を出して超えた人なら分かる。

つまり、思いやりがある人になれる。

安心、安全、安定ばかり優先させると、思いやりは必要無くなる様に思います。

まとまりませんが、いつでも夢を。慌てずに、「お持ちなさいね。」

https://youtu.be/0jknQa9Ipws?si=BEHVCPuQYTYs-3Sa


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