辻川慎一つくば便り

「優し過ぎて向かない」

65才を目前に昨日は、残業で10時間労働でございました。

国鉄の踏切番や機関助士、電車運転士の時代を除けばこんなに長時間働いたことはありませんでした。

しかも、デスクワークから業者との連絡、教育動画撮影まで内容が多岐に渡り、人間関係作りが何より大変です。その日何をやったのか思い出せないくらいになりました。

同じ事の繰り返しでは無いので、飽きる事はありませんが、頭も身体も柔軟性が無くなって来ていますので尋常でないくらい疲れてしまう様です。


今朝は、気分転換に「麦童」のパンを買って牛久沼に行きました。


稲が早くも黄金色になっていました。

ふと見ると木に花が咲いております。


手裏剣の様な変わった花びらです。

臭いを嗅いで見ると独特の甘くないおかしな香りがします。

調べて見ると「臭木」とのこと。
葉が臭いらしい。葉の臭いも嗅いで見なかったのがちょっと残念ですが、花の臭いを嗅いで良かったと思いました。

ところがこの葉は食べられる山菜なのだそうです。時間が経つと不思議なことに臭くなくなるとのこと。

しかも実は染色に使われ青い色に染められる。萼は灰色に染められる。とあり驚きました。

それを発見し、利用してきた祖先といいますか、人の歴史の凄さも感じます。

車から見ていたら、小綬鶏の親子でしょうか?5羽が臭木の下を歩いて行きました。

静かで気持ちの良い風と共に、そんな光景に癒やされました。

緊張が解れたのか左胸が痛み出しました。
妻が「心臓の上じゃないから、きっと肋間神経痛だよ。疲れが原因だと思う。」と言う。


綺麗な「アシナガグモ」がどこからか付いて来ました。


「全体を統制するためには、見せしめに叩き出すことが必要なんだ。辻川さんにやってもらえ!経歴を知ってるだろう!」と社長が言う。

すると厳しく会社を立て直して来た上司が「辻川さんには無理です。」と言う。そして「優し過ぎるんです。」と加えました。

優し過ぎると舐められて役に立たない。
なので組織の世界では、どこでも「役立たず」の様であります。

それが胸の痛みの本当の原因なのかも知れません。

組織の中で、自分の位置をめぐりあれこれ暗闘する。権威や権力を背景にする。そう言うことと別に、自由な人格として生きたいなんて不可能なんでしょうか?

でもね。あんまり楽しそうじゃないんだよな。幸せそうでも無いんだよな。

本当の仲間じゃないんだもの。
私は偉そうなのかな?

私の悩みや格闘は続きます。




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