辻川慎一つくば便り

Men at work(仕事中あるいは工事中)

毎週木曜日になると疲れがピークになるのですが、「あと一日だ」と何とか頑張る。ところが今週は土曜日も出勤日でございます。

「あ~疲れた〜。」と、言ってもしょうが無い言葉が出る。そんな時に、同僚がいて「疲れたよね~。」と言い合うだけでも何だかちょっと違います。

そんな木曜日に限って、妻からも会社からも頼まれごとが入ったりします。

ドライバーは、安全運転のために休養を十分に取ると言う責任もあるので最後は自己責任。これも人間修行の道なのかな~と観念しております。

そんな時には、冷たい北風で目が覚め、引き締まる。なので有り難い感じが致します。


見た様には撮れませんが、朝5時半、発車前の月でございます。


日本では、能登半島地震の厳しい被害の中で、自民党のパーティー収入と派閥からのキックバックの「記載漏れ?」が大問題になり「派閥解散」の騒動ですね。

自民党と言うのは、歴史的には保守系の党が合同して出来た党です。なので派閥の源流は路線の違う別々の党であった訳です。

それが、調整しあいながら一つの党として成立してきた。なので、自民党の柔軟性と幅広さ、裾野の広さが強みだった様に思います。

まあ、例えれば戦国時代の武将たちみたいなもので、勝てば恩賞がある事でまとまって来た。なので「勝馬に乗る」事が処世術な訳です。

そう考えれば、別におかしな事は無い。
派閥のお陰で選挙に勝ち、政治資金パーティーでたくさんお金を集めた者にはキックバックとして恩賞が与えられる。当たり前の事なんですね。

別に政治家だけでなく、企業を含めてあらゆる組織で、貢献度が高ければ恩賞がある訳です。お金と人事で。

JRでも同じ、誰にどの派閥に付くか?で運不運があり、処遇が決まって来た訳です。

そのらち外にいた私の組合は、会社、労働組合を問わずどこからも冷遇されて来ましたので、よ〜く分かる訳です。

北風ばかりでしたので、ぬるま湯が好きな人はいなくなりシャキッと負けない人が残ったのでございます。



https://youtu.be/XfR9iY5y94s?si=3IX_COPrPjaEyqG8

(メン・アット・ワーク「仕事中・工事中」と言う名のオーストラリアのロックバンドがありました。)


ところで、奪い合い、分け合うお金に表された「富」ってどこから生まれてるのでしょうか?

有名なマルクスさんと言う方が、はっきりさせました。それは、働く人によって生み出されてるんだよ~って。

つまり人間が自然に働きかける。労働する事が価値、すなわち富の源泉なんだと証明した訳です。

と言う事は、何らかの形で人間が働かないと富は生み出せない。

人が働く事(家事労働もミュージシャンもアーティストも含みます。)で人間社会と言うのは成り立っている。

みんなが働いた富をどう分けるか?って事で、ず〜っと争いが起きて来た。

労働者と言うのは、大きな資本も生産手段も持たないので、人に使われて働くしか無い。その労働者が働く事で資本主義も社会主義も成り立っている訳です。

巨大な富の分配と言う問題は、簡単な事ではありません。みんなが納得する分配を決めるってのは、大変な事ですから。

人間と言うのは、綺麗な事を言う人ほど欲深かったりします。

まあ、その意味ではトランプさんは正直な方なんですね。アメリカの富は、アメリカの富裕層に!移民なんかに使うな!と言う訳ですから。

その富を土台で作っているのは、労働者であり移民の人たちでもあるのですが…。

かつて無い少子高齢化で労働者不足の深刻化。日本の土台を外国人労働者が支えはじめている時に、税金も年金も負担させて、5年したらさようならの外国人実習生。

大事にされていないのは、日本人労働者も外国人労働者も本質は変わらないと思います。

国家に分かれて世界の富を奪い合う事からさようならをしないと、もう成り立たなくなっている現状ではないかな?

働くみんなが幸せになるためにはどうするか?

反対と批判しか言えない「左翼」を労働者が見限り、若者が自民党を支持して来ました。

その自民党も見限られようとしている。

誰しもが幸せに生きられる日本と世界をどう作って行くか?どう工事していくか?

問題は、そんな風に立てられている様に思います。

私の方も、間もなくMen at workです。

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