辻川慎一つくば便り

人を思う大事さ。

昨日、ひさしぶりに顔を見た仲間たち。私が一番年上ですが、仲間たちも60代になりました。

「元気ですか?」と聞きましたら、一人の人は「坐骨神経痛で一ヶ月も休んでました。いやあ酷かった。立つ事はもちろん、座るのも痛んで横になりながら食事をしてました。」との事でした。それを聞いていた仲間も「俺もダメなんだ。痛みが酷いよね。」と言います。「ゴルフは大丈夫なの?」と聞きましたら「前回の送別コンペは失礼したのですが回復して来たので何とか。」との話しでした。
そうだよな。身体の具合が悪くなると、仕事はもちろん、一緒に楽しい時間を過ごす事もできないよな〜と、実は健康である事だけで恵まれているんだと感じました。


(JR水戸線笠間沿いには御影石の産地があります。スタートホールに置かれたお稲荷さんのキツネが可愛いかったです。)

綺麗に整理されたゴルフ場の風景を楽しみながら、スコアの結果に左右されずになるべく一つ一つを丁寧にやりたいと思いました。大体欲を出し、力任せに飛ばそうとして失敗し続けて来ましたので、もういい加減に悟らないと。なんてグラブを振っていたのですが、ドライバーと言う一番大きなグラブでのショットが良く当たり、ミスが少なくなったのに驚きました。

いつも丁寧にアドバイスしてくれる後輩から「辻川さん打ち方変わったよ。ボールに当てに行かなくなったね。高い打球にミスは少ないんだよ。300ヤードだって飛ばせる打球だよ。」ってほめて頂きました。後2年で70才ですので、仲間とは言え嬉しく思いました。

まあ「寄せ」とも言うのですが、グリーン周りからのアプローチショットが落ち着かず結果はほぼいつも通りでしたが、一緒の時を過ごせると言うだけで幸せでございました。

そう、運転士は目も大事。紫外線対策のメガネをしっかりしながらのプレイでもありました。



(レストハウスもなかなか凝って楽しいゴルフクラブでした。鉄棒には「のび太くん」がぶら下がっておりました。)


「良かったらまた次も」と言ってくれた動労水戸の木村委員長。「お願いします」と私。

私よりは若いとは言え60代の仲間たちを見ながら「次が無い事もあるんだ」と思う私がおりました。

若くして、永遠のお別れをしなければならない人たちを見て来た私でございます。

「元気であれば」の限定付きで、次がある事を学んで来た日々でした。

逆に言えば、人は「元気でいる」と言う事だけで、本当は恵まれているのだと思います。


(「桜の宮」と言う名の通り、それは立派な桜の木がたくさんありました。桜の時期は見事だったでしょうね。)


そして、ひさしぶりに一緒にゴルフをしながら思った事は、人を支えているのは実は「習慣の力」ではないか?と言う事です。

バスの運転も、結局は自分にどういう習慣を付けて行くのかにある。上手くなると言うのは、その様に日々習慣付けて行く事の結果としてしか出ない。

日々を疎かにして、確たるものとして身に付くものなんて無いのではないか?

そんな結論でございます。
二つの動作を端折って、「効率的」に一度にやろうとするから失敗する。それだけでなく見苦しいのですね。あれもこれもと欲張ると本当には身に付かない。


疲れたのですが、乗務なので3時起き。朝食を作り、お弁当も作りました。


面倒がらずに、習慣にする。
元気でいる事も習慣の力から。

なるべく丁寧に、野菜も切っておりますと、丁寧に育てられたものと、そうでもないものとの違いも分かって来ます。

料理も下手ですが、なるべくちゃんとした習慣にできれば、それなりに上達できると思います。


別れた妻の様には行きませんが、私なりに学んで来ました。


学べる人に出会えた事は、結果がどうあれ人生の宝だと思います。

一体どれほどの人に学んで来れた事でしょうか。

例え明日死のうとも、学び続け習慣の力で身に付けて行く。

結果がそれなりに見えた時代では無くなったからこそ、目先の結果に縛られない生き方をする。

そして、出会った人とその時間を大事にする。

波乱万丈を経て、この時代にたどり着いた確たる私がおります。

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