辻川慎一つくば便り

好感が持てる人

先日ご紹介した大相撲新入幕の大丿里さん。新入幕で早々と勝ち越しましたら、関脇、大関、横綱に当てられれてしまいました。

これが「客寄せ」のためならば無粋ですが、若く新しい芽を伸ばすためならば相撲協会もなかなかと言う感じがします。

昨日は、モンゴル出身で苦労人の横綱照ノ富士との一番でした。結果はやはりの完敗でございましたが、負けた後の礼が良かった。強い相手への尊敬と感謝を感じる礼でございました。

この若者は、好かれるし伸びる。
そんな感じが致しました。

まあ「辻川さんは、人を信じ過ぎる。」と仲間たちに言われますので、あまり当てにはなりませんが。

「でも、辻川さんがそう言う人だから俺たちはいるんじゃないか。」と言ってくれる仲間もいる。

まあ、初心を忘れずに伸びるか伸びないかは、結局本人次第なんでしょうね。私自身は、伸びるどころか縮んで来てしまいましたのでいけません。



私が送迎を担当している会社のお手洗いに貼られております。


かつての日本の連合艦隊司令長官山本五十六さんの言葉として有名なんですね。

日本ではヒーローで、アメリカでは真珠湾攻撃をした悪魔との事。

人の見方は立場によって違いますが、人を育てると言う意味ではそうあるべきだよな~と思います。

小用を足しながらでは失礼でございますが、読みながら私の仲間たちも若い人に対してこうだったよなとJRでの検修時代を思い出します。

自己保身で国鉄分割民営化を生き残ったJR東日本の管理者たちには、ほとんど感じない事でありました。

今の自民党や政治家たちにも失われた姿勢だよなと思います。



「動労水戸の人たちは、人に対して失礼さを感じない。」と妻が言います。


まあ、人を人と思わない人たちが去って行来ましたので、礼を大切にする仲間たちが残った訳です。

礼と言う事自体が、相手の存在に対する心からの敬意をあらわす態度ですから、敬意の無い人が失礼と言う事になります。

そして、礼を重んじると言う事は表面的な事でなく、立場や考え方を超えて人として和して行く共同を求める姿勢の様に思います。

だから、人の存在に対して礼儀正しい人は愛される訳です。

山本五十六さんは、「軍神」なんて祭り上げられましたが、近くにいた子どもたちにはお茶目で気さくなおじさんだった様です。

アメリカとの開戦にも賛成はしていなかったけれど、国の軍人として自分の役目を果たすしか無かったのでしょうね。

あ〜もったいない。上の上に礼が無く、ダメだったのでしょうね。

活躍している若者がいる一方、孤独で悲惨な末路を歩んでしまった若者もたくさんいます。

人の存在に敬意を持ちながら、礼を失する事なく、人の痛みを感じながら、希望を感じられる大人としてある事で、「もったいない」を少しでも減らせればと思います。

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