辻川慎一つくば便り

金曜渋滞。土曜出勤。

疲れはピークに達している中、金曜日はいつも以上の渋滞でした。

たぶん働くみなさんも同じなので、イライラして余裕が無い。なので無理をする車がたくさんいます。

なので、非常に気を使う上に、その時間が長い訳です。

30キロを二往復するのですが、一往復しましたらもうヘトヘトになりました。

「乗せている労働者のみなさんも疲れているのは同じ。無事にお届けしないと。」と一人一人に「お疲れさまでした。お気をつけて。」と言葉をかけて、何とか無事に二往復目を終わる。

明日(土曜日)も乗務か〜と思いながら、守衛室にて帰りのアルコールチェックを終え、他の同僚のために専用パイプを綺麗にテーブルに並べ受付の警備会社の人にあいさつをする。

するとその人は、わざわざ立ち上がって「お疲れさまでした。」と深々と頭を下げてくれたのです。

私も「ありがとうございます。」とやはり深々と礼を致しました。

私の仕事を当たり前にせずに、無事に終えた事への敬意を感じ、明日もしっかりやり抜こう!とそんな思いが湧きました。


(朝5時半。暗い中の点検・出庫。今日はマイナス1℃。「温かい」方でございます。)


ドライバーさんの経歴も色々ですが、警備会社の方々も前職は色々です。定年後に働いている人も多く、民間会社だけでなく元警察官だったり、校長先生をやっていた人だったり多彩なんですね。

以前偉かった人は、なかなか大変だろうなと思います。

労働組合の委員長や政治党派の幹部時代に身についたのか、何気に私も偉そうだと妻に言われて、偉そうな自分を見直しながらの4年間でございましたので、分かる様な気がするのでございます。

最初の頃は私を無視する警備会社の人もおりましたが、一人一人顔を覚える様に(できるだけ名前も)ちゃんとあいさつをする様にして来ましたら、だんだんと変わって来た感じが致します。

警備会社で働く人への敬意を込めているのが、通じて来たのかなと思うと嬉しくなります。


(今朝も凛とした月でございました。月は上の光です。)


工場内の通路を出勤退勤の労働者と車が通ります。かなりの数です。外国人実習生は、自転車です。

そこで、労働者を拾いながら一般道に出る。工場内でもとても注意しながらの運転です。

その安全を守り、交通整理をしてくれるのも警備会社の労働者です。

なので、同僚と言って良い関係なんですね。

バス会社から派遣された一応プロの私は、白い手袋をして運転をします。

他のドライバーに道を譲って頂く時に、手を上げると目立つためなんですが、警備会社の人が敬礼して見送ってくれるのでやはり感謝の礼を返すのが見えるためでもあります。

お互いに、お互いがやって当たり前の存在ではない。感謝の意味を込めた白い手袋でもございます。

もちろん義務でも、格好付けでも、手の保護でもありません。

これから土曜日の最終乗務です。こうして、色んな人の支えがあって、その事に感謝しながら、実は小さな頃から「落ち着きの無い子ども」そのままの私ながら、大型二種免許に恥じない様に自分を落ち着かせて無事に自分自身の責任を果たしたいと思います。

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