辻川慎一つくば便り
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千秋楽
早くも月曜日。みなさまお元気ですか?
私の方も3時起きの日々の開始でございます。寒い一日を乗り越えるためには、実は朝ご飯が大切との事です。
妻が前日用意してくれた朝食でございます。
温野菜に、豚肉の生姜焼き。そしてめかぶ納豆で3時半にガッツリ頂きました。
大相撲千秋楽の取り組み結果をチェックしながらでございます。
勝負そのものよりも、むしろ人を見ている感じです。
相手が土俵をわって、勝負がついているのにさらに突き飛ばす力士がおりますと「この人はいけないな〜。」とか、逆に負けようが相手への敬意を忘れない魅力的な力士を見るとウンウンと嬉しくなったりする訳です。
優勝決定戦の照ノ富士と琴の若の一番は、見ごたえがありました。病気をする前の照ノ富士さんと今の照ノ富士さんは、別人くらいに顔つきが違います。
今の彼は、力を付けてきた相手に敬意を払いながら横綱相撲を取っているので人としての強さが違う様に感じます。相撲も、結局人としての魅力が人気のバロメーターの様に思います、
その横綱の強さに敬意をもって、負けてきっちりと礼をした大の里さんの新入幕11勝。結果も凄いですが、それよりも彼を応援するファン一人一人を大切にする姿の方にやっぱり感心致します。
茨城県阿見町にある二所ノ関部屋を入門先に選んだ理由も凄い。何と、
「周りに娯楽や誘惑が無いから〜」
との事。つまり相撲に専念できる環境だと言う訳でございます。
う〜、残念ながらそう言われると確かに魅惑されるものが少ないのでございます。
周りに何にもないから選んだと言うのは、複雑な気持ちもしますが…。
まあ、良いか〜。新しい魅力が生まれていると言う事なんですからね。
これから、研究もされるし対策も練られますし、ちょっと腰が高い感じもするので順風満帆とは行かないと思います。試練があるからこそ、人としての誠実さを貫く強い力士として成長してもらえると嬉しいですよね。
あ~。見守る楽しみってのがあるのですね。若い人を見て行く場合に、見守ると言うのは人間の大切な心の働きなのかも知れませんね。
かく言う私も、妻子と仲間たち以外何にもない人間でございますが、見守る事は出来ます。それが愉しくワクワクするんですね。
我が仲間たちは、まるで山本五十六さんの様に後輩たちを育て、愛情深く見守って来たのですが、それが愉しかったんだな~。今さらながらですが、改めて思います。
なので後輩たちにも信頼され愛され続けている訳です。そう言う人たちだから、若い人を大事にできないJRが勝てないのでございます。
ところで、頭だけの理想と使命感で人の心を押さえ付け、人殺しを正当化してしまった人の無惨な「千秋楽」をまた見せられてしまいました。
間違いだと気付いたら直せば良いのですが、本当に強い人に学ぶ機会さえ無かったのかも知れません。
私だって紙一重でした。ギリギリで心を失わなかったから、信頼してもらえた。つまり、違ったのは魅力的で強烈な仲間たちが周りにいた事なんですね。
それを思えばラッキーで、幸せな人生でございます。
なので誰よりも私が、妻と仲間たちに敬意を忘れてはならないのです。
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2024/01/29 14:12
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