辻川慎一つくば便り

デジタルが苦手

妻と一緒に温水プールにお風呂、さらにスポーツジムが付いた市営の施設に行って見ました。

建物は「昭和な感じ」でしたが、説明してくれた「スタッフの応対がちゃんとしてる」との妻の感想もあったからです。

私の方は、久しぶりのスポーツジムを楽しみに、妻は痛めた肋骨をかばいながらの水中ウォーキングをしたいとのこと。

人は混んでいないのですが、一つ一つが小さい。

ベンチプレスのマシーンの負荷が80キロ止まり。ダンベル無し。

何て言うか、高齢者のリハビリ施設と言った感じでございました。

スタッフの方に聞きましたら「市の委託を受けた会社で運営している。」とのことです。

いわゆる「指定管理者制度」と言うものかと思います。

官より民で。つまり民営化して会社がやればもっと効率的にやれる。少子高齢化時代は、民営化とデジタル化だ!と言う流れなんですね。

働く人たちは、非正規雇用。


(今日の愛妻弁当。妻が気に入って買ってきた、お弁当を包む小風呂敷もステキでした。)

便利でサービスが良くなるのは良い事ですよね。でも考えて見ると企業の目的は、お金儲けが先で人のためじゃない。人のためにあるなら、会社で働く事も楽しいはずですよね。

現実には、心や体を病みながら生きがいなんて甘い事は許さない競争が展開されていないのかな?

だって、資本増殖を一番に考えるなら人間の仲間意識や連帯が邪魔になる。労働組合が一番の敵。それから地域のつながりもダメ。って事になります。

そんなつながりがぶっ壊れても、デジタルでつながるから大丈夫さ!マイナカードで、なんでもすぐに対応できるよ。

そんな感じでしょうか?デジタルにうとい私ですが、公共の徹底した民営化って巨大民間会社に全て投げて行くと言う事ですよね。

私たちの情報の全てが、企業の儲けのために投げ出されていく。

で、地震や災害に遭っても公的人材も極限的に削減され、地域の連帯も、仲間としてのつながりも無くされている。


(ドイツの鉄道労働組合の仲間から贈られたTシャツです。妻がほころびを直してくれました。)

人間は確かにめんどくさい。組んず解れつ、泣き合い、笑い合い。しかも簡単に分かり合えない。だから、ぶつかるし悩むし、それでも思ったりする。デジタルでも、打算でも割り切れないから困難や試練に負けないで来た様に思うのです。

違うかな?

自分を明けたわしてしまうと、周りの人も自分と同じ人として見えなくなってしまい、孤独になる。人間って何かに任せて幸せになんかなれないんじゃないかな?一緒に頑張るから楽しいんだよね。



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