辻川慎一つくば便り

新しい誕生

みな様お疲れ様です。

土曜日は、車で東京に。
昨日は、仲間たちに会いに水戸に行ったためブログをあげている時間がございませんでした。

休日が休日で無かったのではありますが、疲労感が無いのが不思議です。

恩師との時間も、仲間たちとの時間も充実して楽しかったからかなと思います。


水戸は、偕楽園梅まつりの真っ最中でございました。水戸黄門の印籠のつもりです。


JRの労働組合動労水戸の臨時大会が終わるまで、妻を国鉄水戸機関区での青春時代の思い出がある「宮下銀座」を案内しました。

水戸の東照宮の下にある飲み屋街を宮下銀座と言います。


40年経ってもまだ残っている飲み屋さんもあり、嬉しくなりましたが「あなたは飲み屋の思い出しか無いみたいだね。」と言われてしまい、実はお参りもしたことの無い東照宮に参拝して見ました。



お神輿を間近に見るのも初めてでございました。


動労水戸の臨時大会では、組合費を払わずに長く一緒に闘って来た仲間たちに罵詈雑言を浴びせながら権利だけは主張する中核派と言う党派に依存する人たちが脱退したとの報告がありました。

大会に参加した組合員の3分の2の賛成があれば、組合員として処分されてしまうのですがたくさんの組合員が参加したために断念して脱退書を出した。

これ以上の直接民主主義は無いのですが「組合民主主義に反する」と主張して脱退した。

どこでそんな理屈が通用すると思うのか理解しかねます。

長年一緒に生きて、闘って来た仲間たちを罵倒できる事自体が、私自身も経験しましたので党派的である事が良く分かります。

現場組合員のみんなが「もういい加減にしてくれ!」と思っている事も理解できない。と言うか、そう言う回路自体が無いのですね。



仲間たちを待ちながら、かなり知られている宮下銀座入口の宝くじ売り場で買いました。


お店の方も感じが良く、丁寧に袋に入れてくれます。

幸運猫ちゃんは、日曜日お休み!とのことで置物を撫でて幸運を願いました。


で、仲間たちのこの盛り上がり。



党派のためでなく、仲間のために闘う労働組合へ!


「辻川さんの負の遺産を綺麗に片付けたからね。大体あんたの見る目が無いからみんなが迷惑したんだ!」と楽しそうに語る。

「あなたは、どれだけみんなに愛されてるんでしょう!もっと自覚しないとね。」とは妻の感想でございました。

「誕生とは持続する過程である。人生の目的とは、自分自身の完全なる誕生である。」とはフロムさんの言葉でした。

自分自身になる事が、人生の目的であるのに何かや何者かに依存して優劣を競う。

その中に新たな誕生は無いのです。

そして新たな誕生とは、生まれた時もそうであった様に、一人でできるものでは無い。

仲間たち一人一人の新たな誕生が、とても眩しく見えました。

動労水戸と言う労働組合が、党派との関係を完全に断ち切り新たに誕生した記念日でございました。

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