辻川慎一つくば便り

300m上空の凧から宇宙へ!

みなさま、新しい1週間のはじまり月曜日がまいりました。

発車前の点呼をしておりましたら、上司に当たる方が「辻川さん○○は常識がないね。辞めるのに『お世話になりました。』の一言も無かったんだよ。」と言う。「そうなんですか。」とは応えたものの「あんなノイローゼみたいなのは危ねーから使えない。」と言っていた方だ。

辞めた運転士さんは、私には「短い間ですが、お世話になりました。」と言って下さった。

相手に酷いことを言って、嫌がられていても、自分があいさつされない事には「非常識だ!」とやはり人を非難する。自分を偉いと思っている人って、一体楽しいんでしょうか?


(アジサイの葉に似ているけどと近づくと、紅白の花が見えました。珍しい!と調べると「ハコネウツギ」と言う名でした。最初は白い花がだんだん赤くなるそうです。)


昨日は、贅沢をして龍ケ崎にある「湯舞音」に家族で出かけて、5時間ばかりゆったりしてまいりました。

ヒザや腰に痛みがありましたし、妻も疲れが蓄積していましたのでストレッチをしながら岩盤浴で解すことにいたしました。

解しながら西村佳哲と言う方が

「凧を300メートルくらい上空まで飛ばしているとして、そのとき、凧の先っぽまで自分の一部ですよね。ぼくたちの感覚は結構のびます。自転車でタイヤがかんでいる石の感覚もわかるし、箸をつかっているときは箸の先まで自分だし、そうやって意識すると運転や食事の仕方も変わります。『どこまでが自分か』は割と伸び縮みしているんです。」

と語っているのに目が止まりました。
(疎外された)労働と仕事についてとても豊かな展開をされている方だと思って来ました。

この300m先の凧の例えは、私の現在の仕事に取ってはバスそのものです。難関な11m後ろのバスの最後尾でさえ、私の感覚は伸びていける。そう意識できる。

そう考えると楽しいし、ワクワクして来る。運転や食事の仕方も変わるって、分かるような気がします。


(先日紹介した「ストロベリーキャンドル」の仲間の「アカツメグサ」です。花言葉は「勤勉」「実直」「豊かな愛」)


西村佳哲さんは、誰かの話を聞くときに先回りして「あーそれはこうなんですね。」としてしまうことに気を付けると言います。せっかくその人だけの感覚や考え方が聞けて自分の感覚も広がるのに、自分から世界を狭くしてしまうのはもったいないと言います。

なるほど、私自身にもありがちなことです。結局自分の感覚が狭く貧しくなり、損をすることになるのですね。

人の感覚は宇宙にまで伸びることができる。湯舞音で「宇宙兄弟」全巻読破に迫る妻を見ながら感じることでもあります。

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