辻川慎一つくば便り

道を走りながら

いや~。昨日は、朝雨戸を開けると雪が積もっておりました。

気温が上がらず、寒い一日でしたね。

それでも久しぶりの休みなので買い物に出掛け、TVに出て以来行列が出来ていると言う「カフェと迷ってラーメン屋」さんに「ダメ元」で行って見ました。

13時近くで、ちょうど3席空いたところに滑り込みセーフ。席につくと、さらに次々とお客さんが来ましたので、ラッキーでございました。

店主さんが「常連さんが遠慮してなかなか来れなくなってしまいました。」と、ちょっとお疲れの感じでございました。

TVの影響、まだまだ凄いと感じます。


今月限定の「クリーミー担々麺」で、ガッツリ温まりました。


その足で、鉄道関連の本やグッズが豊富な「土浦古書クラブ」へ、行って見ました。



鉄道だけでなく、バスの雑誌もございました。


先々週は妻と「ときわ路パス」で関東鉄道常総線からJR水戸線の「途中下車の旅」に行って来ましたが、あまり魅力が無いと言われる常総線も、私には特別な思い出がございます。

関東鉄道常総線は、取手から下館まで。それと平行に国道294号線が通っています。その294号線を、バスコースが変わりながら子どもたちを乗せて走り続けた3年間があったので、この踏切、あの跨線橋、あの道から鉄道を見ていた。と思い返す訳でございます。



常総線黒子駅。水海道から単線なので、この駅ですれ違います。


桜の名所駅でもあります。

筑西バス車庫への通勤途上の駅でもありました。



土地勘が全く無い道を、バスの訓練の際に、先輩運転士から教えて頂いた思い出。そして、子どもたちとの思い出と共にあります。


そして、その道を走って来ただろう今はなき人たちを偲ぶ。

時代がどんどん変わり、ついて行けなくなった人たちが去って行った。

田舎であっても、いやむしろ田舎たがらこそ取り残され忘れ去られて行く様に感じます。

何だか虚しい感じもしますが、単に懐かしいだけでなくその意味を思いながら。

過去とは「終わってしまったもの」ではなく、現代に生きる私たちが「意味を付与する対象」だと言います。

今を生きている意味を見出すために、過去を振り返る。

毎日、道を走りながら、単に走っているのではなく生きる意味を考えながらなんですね。

66年間も、走り続けて来て今なお考え続けている訳です。

まあ、鉄道員も、バスの運転士もたま~に幸せを運んでいる。他の人のひと時の思い出になっているのかも知れませんね。

背伸びしたり、腰を叩いたりして運転していた常総線の運転士さんと同じ様に。

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