辻川慎一つくば便り

運転適性検査の結果

前回が大丈夫だから、今回も大丈夫には根拠がありませんね。

新年から能登半島の大地震で始まった2024年でございます。

大きく迂回しながら、海の熱を吸収して巨大化した台風が九州に上陸して、本州を縦断する予報です。

最高風速何と70メートルで超大型なのに、通過速度が遅い。

とても危険な感じがします。

危険を呼びかけ合い、注意し合いながら、みんなで何とか無事に乗り越えたいですね。


私たちが気付かないだけで、日常でも、非常事態でも「私たち」の人間的、社会的人間関係がいつも試されている様に思います。

「私一人のため」でなく、「私たち」として考え、相手のためにできる事を考え振る舞えるのかどうか。

分かりやすいのが、交通事故です。
自分の事情や感情を優先して、周りを見ない、他者の事を考えない人が事故の原因になります。

でも、落ち着いてよ〜く考えると、みんな今を一緒に生きている同胞なんですね。

同胞と見れるか、ライバルと見て自分の事しか考えないのか?で全く違う対応になりますね。

実は私、社会的「嵐」だった国鉄分割民営化の時から、ずーっと同じテーマと格闘してきました。

「私たち」で生きるのか?「私だけ」は生き残るのか?

私のライフワークみたいな感じです。
個人の尊重を土台にしながら、私たちとして生き抜くって、本当は現代を生きるみんなのテーマなんだと思います。

古い共同性を壊し、個の自由を生み出す事で成立している現代社会。個にされた人は、社会でも、会社でも人とつながらなくてもとりあえず生きられる状態におかれている。

深くは関わらずとりあえずの付き合いをする。あるいは付き合わなくてもとりあえず生きられる。面倒なら引きこもれば良い。

それは、協力し合わなくても何とかなる事が前提な訳です。


(今日も同僚からたくさんの無農薬野菜を頂きました。)


ところで、大災害と言うのは、この様な現代社会の弱さを否応無しなく突き出して来た様に思うのです。

どうでしょうか?いざとなった時に、家族を含めて本当に頼れる人はおりますか?

私たちの日常の関係には、絶えず非常時の関係が含まれ、問われている様に思います。

政府の言いなりや会社や学校の言いなりで、自分でマジメに努力すれば報われると言うウソにハマめられている人ほど、一人になると弱い。と言うか一人になってしまいませんか?

国鉄分割民営化と共に成立させた「労働者派遣法」は、労働者を取り替え可能な備品扱いにしました。人件費ではなくなってしまった訳です。

つまり道具状態。
会社は、そこに帰属すれば一生安泰な組織なんかではなくなりました。

それまでの時代と変わったのですね。


(頂いたカボチャを早速妻が煮てくれました。作った同僚を思い、心を込めて煮てくれた妻がいてですが、美味しいカボチャを久しぶりに頂きました。)


時代が変わった事を嘆いてばかりはおられません。

そもそも会社と言うのは、営利がある限りで存在できる組織なのですから、そこでマジメにやっていれば安泰なんて事が、そもそもウソなのです。

ウソが成立していた時代が終わった。

そうしますと、道具と言うのは労働者の側と言うよりも、会社や仕事って、そもそも人とどう結びついて行くかって言うツールなんだって思いませんか?

どう人との関係を築いて行くのか?って言う事に主がある。つまり、会社や組織に従属して安泰があるのでなく、そこでどう人間関係を作るのか?って言う主体性は、こちらの側にあるって事ですね。

そうしないと、会社で働いたキャリアや年数は、全く生きない事になる。

学校や会社の人間関係に「なじめない」と言うのは、やはりあるものに従属して来た親や周りの影響の様にも思います。

どうやったら、勇気を持ち、自分の辛さを超えて本当の友だち作りが出来るか?

人が生きる力って、そこにあるんじゃないかな?

そのためには、他者への心配り、礼儀やマナーが必要なんだ。

それが、人の中に飛び込んで行く基本ツールなんですね。

昨日の運転適性検査でも、初めて会った人たちに声を掛けられ、お辞儀をされ、笑顔で送られました。

不思議ですが、不思議ではないと思います。

私たちは、人てして同胞なんですから。妻に学び、どの人も尊重して礼を尽くした結果だったと思います。

検査結果ですか?
年齢平均とそれ以上でした。
思いやり運転が出来る人だけど、少しせっかちだとの評価でした。

結果を焦らない事。
結果は後から着いてくる。
まあ、人との関わりが楽しめる事で結果は出ている様に感じた次第です。

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