辻川慎一つくば便り

義理と人情と恩返しは信頼の土台だと思います。

新学期初日は、氷雨が降る寒い日になりました。

午前中の乗務も、子供たちのハプニングはあったものの無事に終えて、そのまま斎場に寄って来ました。

義理も恩もある方の訃報の知らせをいただき、生前最後のお姿にお礼とお別れに行った次第です。

先ずは、知らせて頂いた人にお礼を伝えました。

知らせてもらえなければ、義理も果たせず、お礼もできませんので。


脳性マヒを抱えて生き抜き、動労水戸を一貫として応援してくれた「茨城青い芝の会」の里内龍史会長です。


一緒に飲んだり、海水浴をしたり、人として信頼し合った方でした。

昨年発刊した本をプレゼントして頂いたばかりでした。

人への扱いが酷くなっていると思いますが、特に人の送り方が酷いと思います。

人の接し方や送り方と言うのは、これからの人たちが見て自分たちを肯定していく大切な行為だと思います。

酷い送り方を見て育つ人は、やはり人に対して無慈悲になる様に思います。

ただの儀式や力の誇示なんかでは無いのです。


昨日は、動労水戸書記長の国分さんが、動労水戸OB会長が作っているイチゴを届けてくれました。


妻が、驚く美味しさでしたが「国分さんは、義理と人情しかない人だね。」と言う。

そう、私たちが労働組合運動を目指す理由となった故中野洋さんも、労働組合に大切なのは「先ず義理と人情」を置きました。路線や時代認識が先ではありませんでした。

そして、動労水戸組合員も先ず義理と人情。それから、恩返しです。

人の集まりなら当たり前のことを差し置いて、一体何と闘うと言うのでしょうか?

義理と人情と恩返しと言うのは、人間社会の信頼の土台なのだと思います。

ですから、それなしに人を引きつけることはできないのではないでしょうか。

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