辻川慎一つくば便り

私が元気なのは…

耐えられない様な悲しみと喪失感で、自滅的飲酒をしていた私の昔を知る人から「昔より元気に見えます。」と言われる様になったのは、実は何より妻の食事にあります。

化学薬品の害に加えて、放射能汚染の問題を「命を守る」ための闘いとして来た妻の闘いは「反対!」を主張するだけでなく「食べもの」をめぐる妥協を許さない真剣な闘いとしてありました。

原発や核兵器反対と言いながら、化学調味料まみれの食品を「安く」「大量」に接種する人たちを「命を軽んじるインチキな人々だ」と言います。

私自身も、被曝の問題をかなり激しく職場から闘っていたのですが、一人になると安酒を浴びる様に飲んでおりましたので、やはりインチキであったのです。


ご飯には日毎に雑穀やもち麦、あるいは玄米や黒米が入ります。ポン酢は、化学調味料不使用なだけでく無農薬の素材で、産地まで吟味する。


醤油もまた同じ様に厳選するのですが、さらに麹を使って「醤油麹」にしています。

とにかく一つ一つに手間と時間をかけております。

毎日、その様な食事で身体を作っている訳ですから若く、元気に見えるのですね。

お酒の方も、朝早くからの乗務なので暴飲ができなくなりました。

元県警の交通機動隊でもあった上司の「お湯割り3杯ならば、アルコール検知に絶対引っ掛からないよ。」と言う助言もありました。

「警察は敵だ」などという古い括りがありましたが、警察だろうと自衛隊だろうと仕事をしているのですから、結局人であると言う事に変わりは無いと思っています。

責任者は別にいるのですし、間違っていると思えばきっちり抗議するし、丁寧な人には丁寧にってどんな世界でも当たり前の事だと思います。

食事に関しては、妻に注意される事ばかりですが、食べものも人もちゃんと向き合い、しっかり見る事から。

昨日の集会、デモでも警察官がたくさん来ておりましたが、相手の顔を見て丁寧に仕事されていると感じる人には「お疲れ様です。」と頭を下げました。

そうすると「屈服している」とか騒ぐ人たちもいる様ですが、もはや私には関係ありません。

壁を作って安泰ではなく、壁をどうしたら越えられるのが?

違いをはっきりさせて、どうしたら違いを越えて一緒に生きられるのか?

問題が、その様に立てられている時代になっていると思うからです。

沖縄県警や福島県警の中には県民と同じ思いの人たちもおりました。当たり前の事だと思います。

問題は何より、分断支配する事に利益を見出す政治家や政府に責任があると言う事になります。総選挙の結果はどうなるのでしょうね。


(なかなか実がならないと思っていた「福来(ふくれ)みかん」の実が、一つ成っておりました。小さいけれど、福が来た感じです。)


「正義」だとか「常識」に振り回されず、自分自身の見方や感じ方を大切にする事で、他の人の考えや思いを大切にできる様に思います。

強いられたり、義務にしばられてしまうと人にもそれを強いる事になり、大切な人が良く見えなってしまいます。

それは、私自身の半生の反省なのです。

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