辻川慎一つくば便り

神様の贈り物

ここのところ、夕方第一便は満席の盛況でございます。

近距離用のマイクロバスは、小さいバスながらも運転士を除きますと28人乗れます。

当然ながら助手席にも乗りますので、助手席に座った女性にシートベルト着用をお願いしました。

車内を確認してもう一度助手席を見ますと、お腹が大きい事に気付きました。

なので「気付かずにすみません。苦しければシートベルトは大丈夫ですよ。」と声を掛けました。

緊急でなければ妊婦さんも基本はシートベルト着用の方が安全との事ですが、私の気遣いでございました。

と言う訳で、28人プラス1を乗せていつも以上の安全運転を心掛けた次第でした。


(朝雨戸を開けますと満開のジャスミンが良い香りを放っております。「神様の贈り物」とも言われているのですね。)


実は、妊婦さんがもう一人乗ります。
ベトナム人の若い夫婦が一緒にバスに乗ります。

若い夫がとても気遣い、寄り添い、先に帰宅した時はバス停に迎えに来ております。

「あなたは人に寄り添えない。」と言われる私ですが、なるほど寄り添うとはこういう姿なのか〜!と感心してしまいます。

それは、人種も国籍も関係ない命に対する人としての根源的な姿勢なのかも知れません。

私の責任は、さらに重大。新しい命も安全に守らなければならない訳です。
緊張しながらも、余裕を持ってしっかり周りを見て安全第一。

当たり前の事では無いのだと、自分に言い聞かせます。



新しい命に対する神様のプレゼントが個性だと言う絵本でございます。


神様とは、日本的にはあらゆる自然に宿ると言う事になりましょうか?

命と自然は宇宙から。

お互いに奇跡の様に生まれ、この世で巡り合っている。

当たり前では無いのですよね。
それを大事にするのかどうか?

それが人間自身に任されているのも不思議でございます。

人を大事に、個性を尊重する。
私が、労働組合で貫こうとした事は、今も同じなのだと思うのです。

考えて見れば、党派と合うはずが無かったのですが、ずいぶんと無理をして頑張ってしまった様です。それが限界まで来た。私にも、神様の贈り物である個性がある。それを大事にしながら、他の人の個性と一層深く共鳴して生きていけたらな~と思います。

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