アシナガバチは怖いの?
みなさま、良い日曜日を迎えていますでしょうか?
私の方は、朝からリトル庭仕事をやっておりました。
小さな庭なれど、放って置きますと植物たちがグングン伸びて大変な状態になります。
所有には管理がついて回る。
管理できないものは、所有すべきで無いと思いながら…。それでも綺麗になって、多少なりともそれぞれの植物が見栄えしてくると嬉しく感じます。
管理と言うよりは、大切にできるとものも命も輝くのかも知れません。
そうして手入れをする自分も生きるのかな~と思ったりします。

妻が種を植えて芽をだし、防寒しながら育てたレモンの木が5本もあります。
植え換える場所がなく、鉢へ移植したカエデが枯れてしまいました。
綺麗な木でしたので、妻が残念がっているのですが枯れ葉が良い隠れ場所になるのかアシナガバチが巣を作り始めているのを発見しました。
まだ小さな巣を一匹でせっせと作っておりました。巣が小さいので駆除するのは簡単なんですが、妻が「せっかく綺麗に作っているのに、かわいそう。」と言います。
アシナガバチに刺された経験がある私としては、巣が大きくなってからでは大変だと思うのですが…。
さらに妻がスマホで調べると「攻撃性が少なく、害虫を捕食してくれる益虫だとあるけど。」との事。
と言う事は…。

外来種「キマダラカメムシ」も捕食してくれるらしいのです。こちらも妻が発見致しました。(綺麗な樹皮は、私が筑西のあぜ道から苗を移植した、わが家のナンキンハゼでございます。)
しかも、巣作りを一匹ではじめているのが女王蜂との事、そこから働き蜂を育てて大きな巣になって行く訳です。
イヤ~、知りませんでした。
ところで、どうして保護色で見つけにくい場所を選んで巣作りをするのかが気になり、アシナガバチの天敵を調べて見ましたらヒメスズメバチと言う蜂なんですね。
アシナガバチの巣があると「スズメバチ」まで来るの!やっぱり駆除かなと思う訳ですが、ヒメスズメバチと言うのは他のスズメバチと違い攻撃的では無いと言うのです。
しかもヒメスズメバチの営巣のためには、アシナガバチの巣が150くらい捕食されるとあります。
つまり、アシナガバチの巣も天敵に見つかったら終わりとい実に過酷な状況の中で、命と種をつなぐために懸命に働いている。
駆除するかどうするか?
妻とあれこれ話し合い、調べながら「もう少し様子を見て見ようか。」と思っております。
自分自身で良く見ない、良く調べもしないで安易に駆除して安心社会。
人に対しても、生物に対しても、簡単に解決できると安易に考え過ぎているかも知れませんね。
ワクチンや薬があるから大丈夫、殺虫剤があるから大丈夫…。で、体も生態系も無視してしまう。
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