辻川慎一つくば便り
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梅花の香り
昨日の予期せぬアクシデントのために、台無しになってしまいましたが土曜日は、下妻市にある壁画の歯医者さんに定期検診に行き、帰路妻が大好きな梅まつり中の筑波山梅林に寄って来ました。
すっかり親しくなった「つくばね焼き窯元」です。何と言いますか、空気感が違います。
手入れされた木々が生き生きとしています。
筑波山梅林は、親が開いて土台が作られたとのことですが窯元自体がステキな空間だと思います。
たくさん咲いておりましたが、まだまだ楽しめます。
剪定をされていた職人さんの梅もナンバーで再発見致しました。
いつもの様に、同じものがないつくばね焼きを買い求めて、生けられた梅ごと欲しいと妻がお願いしましたらわざわざ新しい枝を下さいました。
帰宅して早速妻が生けると強く、爽やかな梅の花の香りで玄関が満たされました。
妻が言うには「枝が力強く立派」だとのこと。
あ~、落ち葉がたくさん落ちてふわふわの絨毯みたいになって、無数の土中菌が活躍してるんだろうね。
豊かな自然の力があって、人の手が入りあの空気感が生まれているんだ。
画一的である事を拒絶するような、豊かな形や表情を持つ焼き物を「かわいい!」と言う妻。
「全く〜。何でこんな人と一緒になっちゃんだろう!」と嘆くかと思うと「しんいち君かわいい!」と撫でる。
訳が分からなくなるのですが、人はみんな違う。
一人一人の命には意味があるから。
その命は、無数の他の生物の働きを借りながら力強く成立する。
化成肥料頼みだと細菌が減り土壌はどうしようも無いくらいに弱ってしまうとのこと。
サプリがあれば、培養肉や遺伝子組み換え技術があれば大丈夫!なんて訳無いですよね。腸内細菌くんたちはどうなるんでしょうか?
梅が強く香る意味も無くなってしまいそうです。
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2023/02/27 11:39
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