辻川慎一つくば便り

文化の日

みなさま。
本日は文化の日で学校がお休み。なので私の方も仕事がございません。

文化の日の由来は、明治天皇の誕生日で「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」とのこと。

明治時代が自由で平和であったとは思えないのですが、仕事の合間の休日が有り難いのは事実でございます。

この国の支配層はなかなかしたたかであると思います。

昔、私の労働組合運動の師である中野洋さんが「労働者は食わせてなんぼなんだ。だから、本当に大変なのは権力を持つ方なんだ。」と言っておりました。



報道ではJALやJRでも大減益。

中小企業はどれほど息絶えたのでしょうか?
労働者を食わせられなくなった企業も、国も成り立たなくなります。

労働者ももちろん大変ですが、文句を言いながら次の選択をするしかない。

経営者も、政治家も食わしている間だけ労働者への「支配権」を行使できる。

しかも、金を払うだけでなく仕事の意味や支配の正当性を伝えられないと、労働者のモチベーションを生み出せない。

モチベーションあって、同業他社との差異や優位が生み出せるからです。

大変ですよね。

それを批判して、代わろうと言うことは半端な事じゃない。

そう中野さんは、教えてくれました。
だから、職場の労働者が納得して一緒に闘った。

ただグチを言い、誰かの責任にして済ましている人ではありませんでした。

相手の立場に立って考え、仲間たちと話しながらリーダーとしての自分の選択と決断をしていました。

その基本は、私の中に生きています。
政治家だから、経営者だからと言う見方はしないのです。

食わせる方が、大変だろうなと思う。

安かろうと給料が払われ、休みもある労働者。

もちろんとんでもない労働条件の人もいる。

だからこそ、文句や問題があるなら、覚悟してやらなければならない。

他人任せなら、結局はじめから勝負になっていない。

そんな風に思います。


JRの後輩が送ってくれました。


相手の立場を考えず、大した覚悟も無く正義を振り回す人は確かに危うい。

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