辻川慎一つくば便り

挑戦は美であり、スタイルだ!

ネットニュースを見ていましたら、超高齢化社会と労働力不足へ転換する「2025年問題」の記事がありました。

何かを大問題とするキャンペーンには、裏があるので要注意ですが、このままでは行かない事だけは感じます。

例えば年金制度が、老後どころかライフラインとして機能していない事実が明らかになって来ているのですが、その運用自体が危機におちいっている。

財政破綻しているのは、自治体だけでは無いのですね。

私たちが、当然の前提としているものが前提では無くなる。

もちろん、そんな前提すら持ち得ない人もたくさんいる。逆に前提が無いからこそ、強く生きるしかない人もいるのだと思います。

これまで当たり前だった前提が壊れる。あるいは無くなるとすれば、どうするのか?

そこに、本当のサバイバルがあるんじゃないか?

国鉄分割民営化を経験して今を生きる私の、勘みたいなものですね。


私の今日の仕事。5時半出勤で新しく請け負った仕事の添乗調査です。


TX「万博記念公園駅」東口には、岡本太郎さんが、1985年の「筑波科学博」のために作った作品がある事を初めて知りました。

私はその時には、国鉄の電車運転士でしたが、国鉄分割民営化に反対して猛然と活動しておりました。

闘いも、楽しみを見つけながらやれれば良かったのにと後悔が無い訳ではありません。

しかし「挑戦は美であり、スタイルだ!」と言う岡本太郎さんの言葉は、そのままその時代の私たちであった様な気がします。



それからこんな言葉も残しています。


「下手のほうがいいんだ。
笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。」

凄まじいくらいに激しく、不器用だった。だから楽しかった。

そのまんまって感じです。

不器用なのに、年老いてさらにできる事が少なくなっている訳です。

ところで、本当の激しい情熱があるとすれば、それでも燃えているところにあるんだ。

成功なんて考えたら腐る。結局自分が挑み、努力する事以外には無い。

不器用で、不様を突き破る情熱。

今朝は3時起きの枕元に恩師であり先輩である中野洋さんが現れました。

「辻川。これからだよ。本当の挑戦は!」

岡本太郎さんも、中野洋さんも、先輩たちは大事な事を残して行ってくれた。

何があろうとも、あきらめない挑戦こそが人間の美なのですね。

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