辻川慎一つくば便り

伊能忠敬さんに学ぶ

実は先週の日曜日に妻と千葉県の佐原市を訪ねました。水郷の街に江戸時代からの建物が多く残されているとのことで道の駅佐原から舟に乗りました。


妻が、川越より凄いよ!と喜びました。


「荒物屋」に導かれて入ると「ヤバい!私の好きな民芸品が沢山ある。しかも、信じられない値段!」と喜びました。

私が一番見たかったのは?

こちらです。伊能忠敬さんの旧宅。

自ら測量して、初めて日本地図を作られた人の家です。


焼けるような暑さを感じさせない涼やかな室内、そして静けさに日本家屋の素晴らしさを感じます。

測量機器があるかと思いきや、どう見ても天文観測機器?
天文学と地理学は、一体なんだ!と改めて感心してしまいました。


さらに驚きは、50才まで佐原で庄屋をやってから江戸に出て31才の先生に付いて学んだとのこと。


地図の測量に出たのはさらにその後なんですね。

今の年だと60才くらいになるのでしょうか?

すっげー!ぶっ飛びます。

舟で川の対岸では、祭りが夏と秋に分かれていると説明されました。左右で対立もあった様ですが、それも治めたりしていたので調整能力にも秀でていた様なので益々驚きました。

自分の足元や身の回りの事をしっかりやりながら、好きな勉学を続けて一念発起して江戸にでる。

地図を作るために全国を歩いた。弟子には、茨城県つくばみらい市(伊奈町)から出た間宮林蔵もいたと言うのですからまた凄い。


伊能忠敬さんにあやかった訳でもありませんが、妻が荒物屋さんで雪駄を買ってくれました。


伊能忠敬さんほどでなくても、私にも多少の調整力はあったかも知れません。

伊能忠敬さんほどでなくても、人が私をどう見るか?でなく、自分が本当にやりたい事をやれたら良いですよね。

その意味で、とても励みになりました。

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