辻川慎一つくば便り

バーコードとマイナカード

ミソキンくん、みなさん週末の金曜日がやっと来ましたが、今日も暑くなりそうです。

水分に栄養補給で、お互いに乗り切りたいですね。

ミソキンくんは、世界で一番有名で長く人気がある音楽バンドって何だと思いますか?

日本でなく世界でです。

辻川さん個人の趣味でなく、公平に見てですがやはり「ビートルズ」だと思います。

ミソキンくんは知ってるかな?
お父さんやお母さんは、絶対知っているはずです。

その中心メンバーだった人にジョン・レノンさんがいます。

ジョン・レノンさんは、結婚もしていて子供もいたのですが、オノ・ヨーコと言う日本人女性に会って大きな影響を受けます。

周りからは、あまり良く思われてはいなかったのですが彼女と出会って生まれた曲とアルバムを「イマジン」と言います。


想像してごらんよ!と呼びかけ戦争の無い平和な世界を願う歌でした。世界中の人々に、ずっと支持され歌われて来た曲が、イマジンなんですね。


ヨーコさんに合わなければ無かった曲であり、アルバムです。

「オー!ヨーコ」なんて言う曲まで入っているのです。

実は、辻川さんの妻も「ヨーコ」なんですよ。辻川さんも、ヨーコさんと出会ってずいぶんと変わりました。

ある日辻川さんは、このアルバムのCDを中古品のお店で200円で売られているのを見つけました。

CDとは言え、大ヒットした名盤ですのでずいぶん安いな~と思い買いました。

そこで辻川さんは、妻のヨーコさんが言っていた事を思い出しました。

分かる人には価値のあるものでも、今はバーコードが入ってないと本や音楽・映像ソフトは売れないと言う話しです。

辻川さんが、買ったCDにも確かにバーコードがありませんでした。バーコードができる前の古いCDなんですね。

これを、例えばブックオフで売ろうとしても売れない訳です。店員さんには、その値段をバーコードで読み取るだけな訳です。

いちいち考えてなんかいたら、時間が掛かってしょうがない。いちいち考えてたら、長蛇の列ができる。お前なんか辞めろ!って言われてしまうでしょう。


価値があるかどうか?は、売れるか売れないか?なんですね。


それでね〜。辻川さんは想像する。

マイナカードって、人間バーコードになんないの〜?って。

人間の価値が、マイナカードに入った情報で即座に分かるなんて事にならないのかな〜。

情報は、確かに便利ですよね。情報管理は、かつてない巨大化を実現します。

で、生身の人間はどんどん小さな存在にされて、市場で価値がある人かどうかで選別されていくんじゃないかな?

でもね。生身の人間は、バーコードやマイナカードの情報なんかで測れないところに凄い可能性があると思うんだ。

その可能性や想像力を、明け渡したらそれまでだと思うのは辻川さんだけかな?


ミソキンくんに、想像したり妄想する事の大切さを思い出させてもらったね。


辻川さんは、君の中に宇宙を感じたし、大きな可能性も感じたよ。

バーコードやマイナカードで分かる訳が無いんだよね。

見るのも、感じるのも私たち自身なんだからね。

自分の目で見て、自分で感じなければ世界に平和なんて来ない。

そこを明け渡したらだめなんだって思います。

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