辻川慎一つくば便り

上善如水

雨で気温が下がり、眠れたのが良かったのか気持ちが折れそうなほど疲れていたのですがかなり回復しました。

今日もどうなることやら…あと2日、何とか頑張るしかありません。


「上善如水」って道教から来た考え方で「最善の生き方は水の如し」と言う意味なんですね


「 背伸びをする者は長く立っていられない。 同様に自らの正義を言い張る者も周りに受け入れられないし、自ら空威張りする者もその勢いを長く保てない。」

私が、身を切りながら長く活動して来た政治党派ともめ始めた時に、全くブレずに私を支えてくれたのがJRの労働組合動労水戸の現委員長である木村さんです。

どんなに厳しくても、断固として私を守る立場からぶれた事がありませんでした。

その頃日本酒の「上善如水」を手みやげに会った事を思い出します。木村委員長も日本酒好きの人です。

その木村委員長は、国鉄分割民営化に反対する労働組合に所属したと言う事で22才の頃から鉄道業務を外され、私と一緒にそば屋などに置かれました。

鉄道労働者としては、とても厳しい青春時代をおくりましたが、屈する事なく裁判に勝ち50才を過ぎてから水郡線の運転士になりました。

その木村委員長のラストランが、7月26日とのことです。



そんな事を私のブログで出すとJR東日本が過剰な反応をしそうですが、自分の先輩たちがどんな生き方をして来たのか?をちゃんと見た方が良いかと思います。

木村委員長も「上善如水」の様に生きて、後輩たちの事を思いやる人です。

それからもちろん組合員の事も考えている。

運転士でない組合員には、ラストランなんて無い訳です。なので、自分から呼びかけたりはしておりません。

水は、下に流れて行く。流れないと滞留する。滞留すれば腐敗する。腐敗すれば病をもたらす。

さて、私もずいぶん流れて来ましたが、自然に下に流れて行くのが良い訳です。

でもね。
俺たちは、本当に大変な時には、何があっても仲間のために駆け付けて来た。

正義を振りかざす「流れ」には逆らって来たんだ。

だって人間だし、仲間だもの。


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