ゴミ置きで良いことを見つける
妻が食事や弁当を作ってくれるので、ゴミ置き場に置いてくるのは私の役目です。
雨の日や冬の寒い暗がりだと楽しみを見つけるのは難しいけれど、明るい夏はなかなか楽しい。
今朝は気持ちの良い、不思議な空が見えました。

何だか楽しくなります。得をした感じもします。
それで、何故だかアウシュビッツ強制収容所から生還したフランクルと言う心理学者を思い出しました。
膨大なユダヤ人が、ユダヤ人であると言うだけで理不尽な大量殺戮を受ける。人間としての歴史も尊厳も全て奪われた上でガス室に送られる。
そんな極限状況を冷静に見ていたのですね。そして、人々はガス室に送られる前に絶望して死んでしまうと言う。しかし、そんな状況でも自分の世界を見失わず、他者を思いやれる人は絶望せずに生き抜いた。そんな内容でございます。

ドライバー兼総務課員の私、本日は社命で芋畑の除草作業でございます。
炎天下で作業しながら「自分だけで幸せになろうなんて、できるわけ無いでしょう!」って寺山修司と言う詩人の話も思い出します。
フランクルも、寺山修司さんも同じことを言ってないかな?
誰かを思うから絶望しないし、誰かがいるから幸せになれる。
全て奪われて、何もできなくなっても人を思える人は幸せになれるのですね。
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