辻川慎一つくば便り

ゴジラほうれん草

みなさま、私の話題は一変いたします。

昨日は、無農薬野菜を作っている同僚から冬越野菜を大量に頂きました。

大量なだけでなく、一つ一つがめちゃめちゃ大きいのです。



ほうれん草は、市販のものの3倍から4倍もあるかと感じる大きさ。


あまりに大きいので「まさか原発事故の放射能のせいじゃないよね?」と妻が言う。

「まさか。ゴジラじゃあるまいし。」


反戦・反核がテーマの映画が受賞した感じがするアカデミー賞で、「ゴジラ−1.0」も受賞したのですね。


ゴジラは放射能で巨大化した怪獣でしたね。

と言う訳で頂いた人には失礼ですが「ゴジラほうれん草」と記憶する事に。

育ち過ぎだと固くて美味しくないイメージなんですが、こちらの「ゴジラほうれん草」は実に甘くて柔らかい!
オーガニックと言うのは凄い!と改めて感じた次第です。大きさの秘密は、農薬を使わず、肥料は鶏ふんのみ。雑草を狩らないので負けじと大きくなるからなんですね。

ところで大きいと言えば、この若者です。



阿見町にある二所ノ関部屋所属の大の里関。まだ髷が結えないくらいランキングアップが速いのですが、身体が大きいだけでなく取る相撲のスケールが大きい。


何より力みも感じず、礼儀もちゃんとしている。つまり、人としてさわやかなんです。負けても悔しい顔はせずに、ちゃんと礼をする。

今場所は、4連勝無敗で昨日は不戦勝でしたが、不戦勝の彼に観客から自然に拍手が起きるのも分かる気がしました。

大谷翔平さんと共通するものを感じてしまいます。

「ゴジラほうれん草」みたいにオーガニックなんでしょうか?

他方で、安易な「金儲け」にはしる若者たちの犯罪行為も目立ちます。

お金の無い我が家にも、高齢者狙いの若者たちが来ます。

「屋根がだめだ。すぐ直した方が良い。」と青年が来たかと思うと、今日は若い女の人が来ました。

母に聞きましたら、同じ事を言って来た若者がいるとの事。

ガス給湯器がダメだと言って、被災地やあちこちで大丈夫なものの交換を迫る。犯罪スレスレの新手の詐欺な訳です。

「そんな事やってないでちゃんと仕事をしろよな〜。」と妻に言うと

「あんな口の聞き方では、まともに仕事できないよ。」とバッサリ。

昔右翼の街宣車に乗っている若者たちと知り合った事がありましたが、ペンキ屋や汲み取りの仕事をしておりました。

それを蔑まれれるので、街宣車に乗って周りを威圧しておりました。

気持ちは分かる気が致しましたが、年寄りをだまして金儲けする何ていう情けない感じはしませんでした。

働いているのに蔑まれるのが、悔しかっただけですから。

掃除、洗濯、食事作りから教えるのは、相撲部屋も任侠の世界も、それから国鉄も同じだった様に思います。

人として生きていく基本を教わるのと、人をだまして安易な金儲けをして行く事。

その若者たちも、そしてその若者たちが子どもを育てる事になったらどうなるでしょうか?

政治家たちも同じ。掃除、洗濯、食事作りをした事も無い人たちの政治?目先の金だけの政治?

どうも甘い顔ばかりはしていられませんね。

薬は使わず、自然の良い肥料を与えると、雑草たちに負けない様に懸命に育つ。すると大きく美味しい野菜になる。

「ゴジラほうれん草」と育て方の基本は同じ様に思うのです。

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