辻川慎一つくば便り

ちょっと嬉しいこと。

雛祭りの金曜日でございますが、私の方は7時からずっと忙しく働いております。

ようやく一息なれど、仕事が競っているので気持ちがなかなか落ち着きません。

でも良い事もありました。

庭の梅が次々と開花して、小さい木なのに芳しい香りを放っているのです。

カイガラムシを丁寧に除去した事へのお礼であるかの様に力強い香りでございます。


なるほど、大事にすると言う事はこの様に返ってくるのか!と嬉しく感じます。


昨日は、入国した実習生とスムーズに会えましたので研修センターにも早めに着く事が出来ました。

なので、競っている仕事に取り掛かろうとデスクに座りましたら郵便屋さんがいらっしゃいました。

いつもたくさんの郵便物を運んで頂いているのですが、その分トラブルも絶えません。

居なくなってしまって辿れない人の郵便物も来ますし、逆に待っているのに届かないなんて事もありました。

それを担当局に問い合わせると、結局配達した人が責められる様でございます。

なので、忙しくても1ヶ月入れ替る居住者の名前を英語表記で更新しております。

郵便物の宛先は、圧倒的にアルファベット表記だからです。

私は、配達の人が来るとその名簿で確認しながら書留の受け取りサインをする様にします。

私がいない時は出来ません。

昨日の配達員の方に「いつもたくさん配達してもらってありがとうございます!お気をつけて。」とお礼を言いましたら私の顔をジッと見てから笑顔で去って行きました。

私も突然の雹が降る中で運転して来たばかり。配達の方は、バイクで配達していたのです。

あーやっぱり人が私をどう思っているかではなく、相手や対象のために自分が何をやれるのかなんだよな。

何かが返って来るからじゃなくて、大切に思う心が、大事にする行為になった時に相手の幸せとして返って来る。

それが嬉しい。だって自分の存在意味を感じるからなんですよね。きっと。


妻が節電のためにと買ったキャンドル。「暗くて目が悪くならないかな?」と言ったら「音楽を聞くのには良いと思わない?」とあくまでも前向きでございます。


帰宅すると彼女が見た韓流ドラマの解説をします。

何故かと言うと、続きを一緒に見るためでございます。

一緒に見るのは良いのですが、ドラマの世界を必ず私にあてはめるのです。

過去の世界の皇太子(世子)が、部下たちと一緒に現代にタイムスリップして過去の事件の謎を解く。韓流におなじみのドロドロの愛憎ドラマなんですが「この殿様は、守っいる部下の気持ちも本当に愛してる人の思いも分からない!まるであなたとおんなじ!」とだんだん私がターゲットになってしまうのです。

「はあ〜。昨日は坊っちゃんで、今日は御殿様ですか?」

まあ、そう言われると似ている気がします。

本当に愛してくれたり、大事に思ってくれる人の気持ちを分からずに来た様に思います。

相手がどうかでなく、自分がどうか?
自分に誠実でなく他者に誠実なんて無いのですよね。

少しだけながら、また新しく生まれている感じがします。


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