辻川慎一つくば便り

代わりはいない自分。

気温や湿度の変化、そして変わりやすい「秋の空」を実感しています。

寒いかと感じたら、蒸し暑い。青空が見えたと思ったら雨が降る。

雨が降るとバスのボディも、室内も汚れるので、その度に洗車したり、室内清掃にも手間がかかります。

つまり、バスドライバー泣かせなんですね。

昼間はともかく、夜の帰庫が20時を過ぎて、翌朝が早いのに暗い中で洗車、拭き上げ、車内清掃をやるのはなかなか辛いものがあります。

会社は、早く帰って身体を休めなさいと言うのですが、翌日も運用するバスをそのままにはできない現実もあります。

なので「残業」にはならない自主的な作業と言う事になります。

バス運転士になりたがらないのは、賃金相場が低いだけでなく、運転以外の作業がかなりあると言う事にあるのかも知れません。

これが大きな会社や東京だとどうなんでしょうか?

「バス清掃スタッフ募集」のチラシを見た事がありますので、清掃要員や整備士なんかも別にいるのかも知れませんね。

大会社であるとか大都市であるとか、かなり条件が違っている様に思います。

「働き方改革」とか言っても上から一律とはならない現実がありますよね。


(朝乗務を無事に終えて「一時帰宅」。妻が作ってくれた「海鮮丼」です。若くはないので疲れてはいるのですが、一緒にいてくれる人がいて、心尽くしの食事が食べられて、有り難い事だと思います。)


バス会社の本社にドライバーとして復帰してもうすぐ2ヶ月になります。

2年ほど別の仕事でしたので、様代わりにも驚き、戸惑いもありましたがだんだんと慣れて来ました。

何より中型バスの運転に慣れて来ました。

以前も、大型、中型を運転していたのですが「おっかなびっくり」でした。失敗しながらの経験がようやく生きて来た感じがしております。

ともあれ、まだまだだな〜って思う事が日々ありますので、自分で納得している訳ではありません。


(晴れた昨日は、妻作のお弁当で公園ランチをしてきました。)


ところで、運転以外の事で同僚たちが「こうしないと言われるよ。注意される。」と良く言う事が気になります。

知らない事なので、注意されれば「ありがとうございます!」と有り難く返すのですが、「言われるから」と言うのか何だか気になります。

みなさん、私が尊敬するプロドライバーな訳ですから、乗るお客様基準だったり、自分自身の納得で仕事をされているのかな?って思いましたので「言われるからやる」なのかな〜って思ってしまいます。

「言われるからやる」と言う心理は、承認欲求から来るので、自分を評価して認めて欲しいと言う事なのかも知れません。

会社は、人事評価システムを導入していますので余計にそうなのかも知れません。

人に認められたいと言う欲求自体は大事な事だと思うのですが、それだけだと言われている中身が何なのか?より、「言われる」と言う事がメインになってしまう様に思います。

つまり、自分自身がどうしたいのか?どう考え行動するかより、他人の評価ばかり気にする事になるので、結局不満と不安ばかりになる。そして、他の人もそれで縛ろうとする事になる様に思います。

すると不満と不安の連鎖が生まれてしまう。

そんな感じが致します。


(妻が赤トンボの眼をクルクル。トンボが動けなくなって撮れた写真です。)


みなさん、とても厳しい仕事を、日々安全に努め上げているだけでも凄い!のですから、会社の評価や他人の評価も大事でしょうけど、自分自身を自分自身で評価して誉めてあげる。

そんな回路が必要なのかな〜なんて思います。

気が滅入ったり、何だか乗らないなって感じる時は、運転しながら自分自身を励ましたりしています。

誰も乗っていない回送の車内で「さて次は◯◯だ!気持ちを落ち着けて頑張ろう!」みたいな事を声に出します。

不思議に元気が出て来ます。
自身を評価するのも、励ますのも自分自身なのかも知れません。自分を生きているのは、他の誰でもなく私自身なのですから。代わりはいないのですよね。

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