辻川慎一つくば便り
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東京の集会に行きました。
みなさま、今週は「災害的猛暑」になるとか。お互いに注意!して無事に乗り切りたいですね。
私の方は昨日、久しぶりに東京日比谷図書文化館で開かれた学習集会に参加して来ました。
妻が応援して来た映画監督の映画上映への協力をお願いする目的もありました。
伊東英朗監督の「サイレントフォールアウト」。太平洋の核実験被害を告発した「放射能を浴びたX年後」と言う映画でかなり知られた監督なんですね。
彼が苦しい時に、妻が心からの支援をしたのをとても喜んでくれている様です。エンディングテロップには、妻の名もあるとの事です。
もっとも妻の方は、思いが同じだと感じて、当たり前の事として支えただけなんですね。
なので、上映会が徐々に広がっている事を喜んでいます。
私も難民申請者の友人の支援カンパのお願いを本人と一緒にやりました。
先ずはゴジラがお迎えしてくれました。
良く見えないかも知れませんが、ゴジラの両手が何故か上を向いていて「どうしてなんだ〜!」と叫んでいる感じがしました。
そう言えば、ゴジラも放射能によって出現したと言う設定でしたね。
日比谷公園をぬけて
日比谷公会堂の裏に日比谷図書文化館があります。
学習集会のメインは「教育DX」と「日の丸君が代の強制」「新たな戦前」と言うかなり難しいテーマでした。
DXって何だ〜?とそこから分からない私でしたが、企業や国がさかんに進めている事なんですね。「デジタルトランスフォーメーション」の略だそうです。
その初期段階が、アナログデータのデジタル化。あ〜、私が会社でやっている紙資料のパソコン打ち込みがそれなんだ〜とガッテン。
子供たち全員に、タブレットを持たせて学習もパソコンでできちゃう。そうしてデジタル化された情報で子供たちを一括管理。
もう学校に行けなくても大丈夫!それぞれが、それぞれの段階に合わせた学習ができる。教室も先生も要らない夢の様な「未来の教室」なんだそうでございます。
何の事は無い、教育も民間企業の草刈り場にしたい訳ですが抵抗する奴らがいる。教師や労働組合。それを黙らせて連帯を潰す。その最大の方策が「日の丸君が代」の強制、と言う訳なんですね。
本音と建前が最初から分離している。嘘が見えている。なので政府も企業も子供たちの未来を真剣に考えているとはとても思えませんでした。
私たちが、国鉄分割民営化に対して何より仲間たちとの信頼と団結を守り築き上げて来た事自体が核心的反撃だったのだと改めて思いました。その意味は小さくないと感じた次第です。
それから教育DX発祥の国スウェーデンでは、国際学力テストの結果が下がってしまったと言うお話しもありました。
人は、自分と違う友だちたちと組んず解れつしながら成長します。パソコンで、学習や情報の受け手になって伸びる訳がありません。
道具は、あくまで人間が使う事で生きる訳です。
過ぎたるは及ばざるが如し。
人間自身や世界と宇宙の果てしない民営化と市場化に未来があるなんて本当かよ!そんなところに子供たちの幸福なんかあるのかよ!って強く思う私でございました。
有楽町線路ガード下のお店です。
こういう雰囲気が好きな、古いタイプの人間ではありますが。
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2023/07/24 07:14
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