辻川慎一つくば便り

仲間の思いを身に刻む

今日は休みの方も多いでしょうか?

私の方は出勤日です。

雨上がりのさわやか空気の中国道294号線からは、左手に日光連山、正面に那須連山、右手に筑波連山が見えて、何とも贅沢なロケーションの中を走らせて頂きました。水がはられた広大な田んぼも美しく感じました。

お陰様で、運転の方もきれいに決まった次第です。

さて昨日は終日雨でしたが、鉄道好きの息子と私が見つけた撮影スポットに行って見ました。

そこで見つけた花です。


アヤメか、ショウブか、カキツバタか?


うーん。ハナショウブかな?と当たりをつけてから、スマホアプリで尋ねて見ましたら「ジャーマンアイリス」らしいとのこと。

アイリスとはアヤメの仲間の総称を言うことをはじめて知りました。なるほど日本のとは葉の感じが違います。

「ドイツアヤメ」だったのですね。

ドイツには縁があります。ベルリン都市鉄道労組の仲間との交流で行ったことがあります。

色んなことに驚いたり、学んだり。やはり実際に行って、見て見ないと分からないことがありました。



「日本人の口には合わない」と言われていた食べ物が、めちゃくちゃ美味しかった。ホームステイのお陰かも知れませんが、小麦からしてオーガニック。日本のパンとは別物でした。

そして、たくさんの種類のビールが美味しく、しかも安い。

ドイツの国民的飲料のビールに酒税をかけると、国民の反乱が起きるとも聞きました。

やはり国柄と言うか、国によっても色んな常識が違うことを感じて来ました。

昨日のブログで40年以上前の国鉄時代の思い出として、国鉄と私鉄の労働者がお互いに改札をスルーさせていた話をだしましたら「助け合いでなく犯罪です。」とのコメントが届きました。

私の方は、良いとも悪いとも言ってはおりません。後から良い悪いと言っても、時代も状況も、その時の人々の意識も違います。

例えば人殺しは、大変な犯罪ですが私が生まれる10数年前には、殺すことが義務でした。兵隊に行って真面目に人を殺した人は、戦争に負けてから悪とされて死刑にされたり心を病んだりしました。大半の兵士は生きて帰れませんでしたが。

途中からルールが変わってしまったのですね。

昨日の正義は、今日の悪になったりするのです。


(明日から清掃に送られる仲間の悔しさを忘れない!今日のお弁当を妻が包んでくれました。)


労働組合の所属を理由にして差別してはならない。労働組合法に定められた法律です。

動労水戸と言う労働組合が、30年かけて国鉄からJRがやって来た違法行為=犯罪と闘い、最高裁判所でも勝ちました。

ところがJRは、その最高裁判所の認定が間違っているといまだに言って、動労水戸組合員に差別を行い、再び鉄道職場から排除しています。

これは、昔の話しではなく今の話しです。

一番いけないことは、何をされても仲間を守ることを一番の軸においてやめないこと。それが邪魔なんです。だから会社がルールだから会社に従うのが当然だと言うことの強制と、ふざけるな!違法の強制なんか認めないと言うことがぶつかっているのです。

さて、どちらが犯罪者か分かりますか?

不利になれば、ルールを変えれば良い人たちと闘うなんてはじめから不利なんですね。

不利な闘だと分かっていても、仲間を取った。だから面白いのかも知れません。会社は、自分たちを告発する労働者がいなくなれば「安泰」ですね。だから、辻川も、動労水戸組合員もいなくなれば良い。

正義か不正義かの前に、人を排除して生き延びる社会や会社や組織って、根本がおかしくはないのかと思います。

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