辻川慎一つくば便り

限界は誰かが決める訳じゃない。

ちょっと暑いですが、気持ちの良い静かな土曜日です。

私の方は、工場が出勤日なので乗務でございます。

いつもだとフル可動して車庫も混雑するので気を使うのですが、朝の乗務後にバス用の洗車機で洗車しました。

大きなスクレイパーで窓やボディの水を落としてから、布で拭き上げます。

そのままにしておくと水アカが付いて、跡が付いてしまうのです。

綺麗に見えるためには、ひと手間必要な事も教えて頂きました。


拭き上げ用のタオルを見ましたら、虫がおりました。


カメムシだと嫌だなと思いながら、良く見ましたら「アオマツムシ」と言う虫でした。

何だか元気が無いなと思ったら、触覚の一部が切れていました。

昆虫の触覚には、匂いを感じてパートナーの居所を見つけたり、震度を感じて危険から身を守ったりする大事な機能があるそうなので身動きが取れないのかもしれません。

私には何もできませんが、草の中に放してやりました。写真を取って拡大して見て見ると不思議な模様をしております。なかなか綺麗だと感じます。

昔は、若くて綺麗だった母は、写真を撮られるのを嫌がります。

お腹が痛いと言う、ずっとお腹を撫でてくれた母でした。痛みが治まるのが不思議でした。

老いたからと言って、醜いとは全く思わないのですが…。

老いると言う事は醜いのでしょうか?

自分も年を取って来たからなのでしょうか?

周りの人も、老いていて醜いとは全く思いません。

みなさん、それぞれの人生を懸命に生きて来たし、生きているのですから。

心が醜い人はいるのかもしれません。
良く見ていると人相に現れるので分かる感じもします。

人には縁があってお互いにいるのですから、縁を大事にできるか悪縁にしてしまうかも自分次第の様に思います。


(ドクダミの葉を食べる虫はいないと思ったら、食べられておりました。どんな虫なんでしょうか?)


バス運転士の年齢的限界を調べて見ましたら、大体70才くらいとありました。

私が務めている会社も70才までになっております。

空前の運転士不足で、状況は変わって来ていると思いますし、実際にも70才を超えて運転している先輩もおります。

こうなって来ると、いるだけで励みになりますので、いつまでも元気で頑張って欲しいなと思ったりします。

私も頑張ろう!って気持ちになりますので。

いつかは終わりが来るし、引導を渡される時があるかも知れません。

私にもいつまで出来るかな?と言う不安はあるのですが、人の縁に感謝しながら精一杯やる以外にないと思います。

あらかじめ決まっている事なんて無いし、自分で限界を作っても意味がない様に思います。第一楽しくありません。最初から結果は分からないのですから。

自民党の総裁に石破さんがなりました。自民党が不信を受け、危機に陥らなければ選ばれる事は無かった人かと思います。

別にどの政治党派を支持している訳でもありません。組織のために人がいると言う転倒した社会をひっくり返そうとして来た身でございます。

党内では不人気ながら自分の好きがたくさんあって、それを大事にして来た人が総理大臣。

どうなる事やらわかりませんが、面白いと感じるのは私だけなんでしょうか?

言葉は悪いかも知れませんが、「オタク総理」の誕生。

時代の反映かも知れません。

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