辻川慎一つくば便り

無法地帯

みなさま、本日はJRの労働組合動労水戸のOB会があり水戸に向かっております。

昨年わが家で開かれた「飲み会」を目撃した妻の友人は、あまりの勢いに圧倒されて「無法地帯」と表現したそうであります。

「安全地帯」と言う有名なバンドがございましたが、「無法地帯」と言うバンドはまだ無い様ですので、なかなかグッドなネーミングだと思ったりします。


(結成30周年に作った組合ベストの絵柄でございます。)


まあ、国鉄改革法に抗って、ありとあらゆる差別扱いを受けながら仲間たちの存在に掛けてきた人たちの集まりですので「無法地帯」は悪くありません。

法は、支配者のためにあるのか?それとも労働者・民衆のためにあるのか?

本当は、とても大切な闘いだったのです。

簡単に言えば、国鉄改革法は間違ってないけど、組合差別の不当労働行為は間違っていたと言う結末。

つまり、争わなければ「泣寝入り」だった訳です。

それ自体が、労働者民衆の現状そのままなのだと思います。



そして長く闘い続けて思う事は、真の仲間が作れずしては何事も成し得ないと言う事です。

職場の仲間たちに支持される事も無く、一人で頑張れる何ていうのは結局何も変えられない。

職場や社会を変える力は、労働者民衆自身にしか無いのですから、それを下に見る者の社会変革と言うのは虚偽でしか無い。

安倍元総理が殺されて、統一教会問題から裏金問題まで次々と腐敗した姿が明らかになって来ました。

これまでの全ての権威や権力の幻想が全て根本から崩壊している時代。それが、AI頼みになっている現代の特徴の様にも思います。

真っ暗で良くわからない道で、一筋の灯明を見つけるとホッとします。知った顔があればなおホッとする。

「無法地帯」ではございますが、みなさん暗闇の灯明の様な人たちです。

楽しいひと時を過ごして参ります。

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