辻川慎一つくば便り

定額減税騒動

会社から定額減税の書類提出の要請がありました。

「チーム長」の私は、年上の同僚たちをまとめる立場でございますので用紙を配り必要な記載事項を記入する橋渡しをする訳です。

「何がなんだか分からない!」だの「親が施設に入っていてマイナンバーが分からない。」だのとリトル騒ぎになるのでございます。聞かれる私も分からないので、一緒に考え、調べるしかないのでございます。

まあ、大変なのは中小企業の総務事務担当者です。妻は、「役場の担当者も対応にてんやわんやだと言うよ。どうせなら消費税をやめて欲しい。」と言う。

JRの仲間にも聞いたら「事務方で全部やるので、自分たちがやる事は無い」との事でした。さすが大企業ですが、自分たちでやらないので定額減税の事自体に関心が無かった様です。つまり有難がってなどいないと言う事でもあります。


所得税3万円、住民税1万円。減税仕切れない人に対しては年度内いっぱいかけると言う事らしい。

たった4万円のために、どれほど現場の担当者や労働者に無理を強いているのでしょうか?

せっせと何千万円も裏金を作って来た偉い人たちには「下々」の事は、分からないのだろうな〜と思ってしまいます。


(妻が、夕方の仕事の前に軽い食事を作ってくれます。「紫陽花は、きつい紫よりこんな紫が好きだな。」と言ってくれました。)


マイナ保険証でなく今までの保険証を出したら、薬を処方してもらえなかったと言うニュースをやっておりました。

どんなにかキャンペーンをしても、こんな脅迫まがいの事をしてもマイナ保険証の普及が進まないとの事です。

全ての個人情報が一つのカードで分かる。つまり、便利さと引き換えに丸裸にされる訳です。

その危うさを国民の方が感じている様に思います。

自分たちの(?)お金はグレーゾーンに置いて、国民の金や情報は丸裸!

自民党への怒りや既成政党への深い不信感は、実はそこにあるんじゃないのか?と思ったりします。

確か日本で強制的に丸裸にされるのは、犯罪者が刑務所に入れられる時でしたね?

それと同じ事を強制されているんじゃないのかな?
そんな風に思うのは私だけなのでしょうか?


(「ホタルブクロ」。釣鐘草とも言うのですね。西欧ではカンパニュラ…「守れなかった命」と言う悲しい物語から名前が来ているそうです。)


何故だか私に、自分の人生や他に話せない事を語ってくれる労働者が多いのです。

みなさん大っぴらには語れない事があります。
それでも懸命に生きて来た。
グレーゾーンや陰があるから、美しさも際立つ様に思います。

人も世界も、分けても分からない。実はそこに、豊かさがある様に思います。

自分たちこそ綺麗で偉いと思っている人たち。グレーどころかブラックでつまらないんだと言う事を自覚しないとみんなが幸せにはなれない様に思います。

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