辻川慎一つくば便り

吹けよ風呼べよ嵐

みなさまおはようございます。

昨日はJR時代の仲間たちが訪ねて来てくれました。

いつもだと20時には寝てしまう私ですが、午前0時過ぎまであれやこれやと飲みながら話し込んでしまいました。

激しい時代を一緒に駆け抜けて来た後輩たちも、次々と60才を超えあと5年するとJRから完全退職する事になります。

次の世代の事を考えなかった先輩方に疑問を述べつつも、「65才になったらもう働きたく無いな」と言う話も出ました。

「激しい少子高齢化と国家財政破綻で、高齢者も働かないと生きられない方向にシフトしているし今までみたいに行かないと思うよ。」とそんな話もいたしました。


あまりテレビを見ない私ですが、家族で入った昭和〜な食堂で、新宿で「立ちんぼ」と言われる売春をする若い女性たちが130人以上いるとインタビューする番組をやっていました。


今日は、広島に原爆が投下された日ですが、広島で日の丸を掲げてアメリカに謝罪要求を訴える女子高生たちがいたとネットで流されておりました。

さて、その「子」たちは私たちとは無縁なのでしょうか?

家にも学校にも居場所が無いと言いながら「人の役にたちたい」私に語った中学生の少女を思い出します。

生きる意味、あるいは働くと言う意味を見い出せなくて苦しんでいる。

そんな風に私は感じます。


(チャーミングな悪役レスラーだったアブドーラ・ザ・ブッチャー。妻が好きだったと言います。「日本人は、アメリカを追いすぎて自分たちの良さを忘れている」とも言ったそうです。)


私たちは、自分だけの事を考えず仲間たちの悔しさや憤りを自分の事として労働組合で団結して闘って来ました。

で、「65才まで頑張ったし後は何とか食って行ければ良い。」と思うのも当たり前の事かも知れません。

へそ曲がりな私は、今苦しんだり、辛い思いをしながら懸命に生きている青年たちと一緒に生きるってのは口だけですか?

自分たちは逃げ切れるって思うならば、結局逃げた先輩方と同じにならないかな?口だけって事にならないのかな?

なんて思う訳です。
結局自分たちの事しか考えていない。
そこへの深い失望が売春やカルトや右翼の運動まで求める。

そんな風に感じます。
信頼できる人がいない。
結局自分の事しか考えていない事が見えてしまう。あんたも同じだろうって。

https://youtu.be/nlkXZUS7g3Y


さて、俺たちは何のために闘って来たのか?

辛い時、苦しい時に一緒に乗り越えようぜ。俺も辛いけど一緒に頑張るから。

そう言うための新しい労働組合を巡る闘いをして来た。それは、これで終わりではなく、これからのためであったはずでは?

そんな話をした訳です。

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