辻川慎一つくば便り

冬来たりなば春遠からじ

被災地がある日本海側には、過酷な雪が降り、こちらは強く冷たい北風。

今日は、会社のミーティングがありこちらも平穏ではなく時間が無くなってしまいました。


そんな中でも春の花が一輪咲いておりました。


日本海側の妻の友人に美味しいイチゴを送りましたら「部屋に入ると良い香りが充満して、外は雪でも春が来た様です。」ととても喜んでいるとの事です。

冬来たりなば春遠からじ

過酷な状況に置かれた時、冬を知る世界の人が、思い起こす言葉だそうです。

シェリーと言う詩人が、2人の子どもを次々と亡くした悲しみと失望感のどん底て書き残した詩の一節との事です。

「つらいきびしい季節を過ごせば、やがて春が来る。苦しい時期を耐え忍べば、幸せな時が必ず訪れる。」

原因も状況も違えど、人はみな同じ様に思います。

誰かを思い、それを言葉にして伝える。思いのこもった贈り物をする。

一人ではなく、そうして一緒に春を迎える。

生きている人ができる素晴らしい特権ですよね。

あなたは一人ではない。
バスの運転をしながらも、そんな思いを込めて一人一人に声をお掛けします。

冬来たりなば春遠からじ

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