辻川慎一つくば便り
Home
未選択
古きを訪ね新しきを知る。
この1週間も色んな事がありながら、静かな土曜日を迎えております。みなさまはいかがでしょうか?
休日でも4時には目覚めてしまいますので、洗濯機を回しながら掃除を致します。
汗をかきますので、シーツやタオルケットも洗います。昨晩から洗濯機自体も漂白剤で消毒と匂い消しをしてあります。
当たり前の事かも知れませんが、静かにできるだけ綺麗に生きたいし、歩き続けられたらと思います。労働組合では「外注化反対」なんて主張しながら、人に甘えてばかりの人生だった事への反省を込めて。
同時に、人が働いてくれている中で生活できる事に感謝しながら。
毎日、暑いですが家の窓に降り注ぐ陽を吸収しながら「ナンキンハゼ」の葉が美しく風になびいております。
窓を開けますと居ながらにして木陰にいる感じがします。
贅沢でしょう。
但し、毒がある蛾の幼虫に注意しなければなりません。
殺虫剤は使わないので、毎年早期発見で着いた葉を刈り取っております。
自然は手間が掛かります。
人自体もですが、自分の思惑通りになんか行かない事も学びます。
トマトも完熟を待っておりましたら小さな甲虫が穴を開けて侵入して中から食べられてしまいました。
動きが早いので写真を撮り損ねてしまいましたが、がっかりでございました。
昨日「ヒポエステス」と言う、マダガスカル辺りから来た観葉植物を買って来ました。
マダガスカルと言うと「バオバブの木」が思い浮かぶのですが、「世界遺産」の様な自然豊かな国なのに実は、世界最貧国の一つなんですね。
どうして?とちょっと調べて見ましたら干ばつ等の自然災害と何より政情不安で、治安が良くないとの事でした。
教育が成り立たず、みんなで働いてみんなで豊かになろうと言うのでなく、貧しい中で奪い合うのでますます貧しくなる。心も生活も。
どうもそんな感じが致します。
お金が無いからでなく、みんなで働かなければ豊かになんかならない。そんな当たり前の事に気付いて、国民の心をまとめて行く人材が育たない。そこが泥沼の様に思ってしまいます。
内戦等の戦争なんかで解決なんかしないのですね。
何だかんだ、日本の先人たちが立派だった様に思います。
荒れ地に水を引き開墾するためには「先ず荒れた人々の心を耕す事からです。」とは、二宮尊徳さんの一番大切な教えだったと思います。そう言う人物から幕末の内戦から江戸の庶民を守った勝海舟も、ちゃんと学んでおりました。
参議院選挙が近くなり、色んな政党が乱立して自民党や公明党の与党の苦戦が報じられております。
難しい時代なんだと思います。
でも大切な事は、困難は人の心を耕す事からにある事は変わらない様に思います。
主義主張の中に、「正義」とか絶対正しいは無い。正しい事は、人を傷つけて平気になる。
日本で働いている外国人を排除すれば良いなんてのも、古いナショナリズムで時代に通用しないと思います。
人の心を耕す事からに、人種も何も関係ないと思います。
クールジャパンが見かけや、商売の問題でなく、心と言葉と姿勢、行動にある事を学び直す時の様に思います。
アメリカンのカントリーソング。
何故かとても癒されます。
https://youtu.be/DXWCaQPXE_0?si=D58fRmFRRbIynek5
未選択
2025/07/05 08:26
0
時代は変わる。
喫煙所で世代の近い70代の先輩方と一緒に話しておりました。
「70になったら半年契約になった。いつでも辞めてもらうって事かな?75才までなら、そうはっきりさせて欲しいんだよな。」と言う人がおりました。
「半年刻みになったのは、年齢と言うより健康上の問題だと思いますよ。契約期間について、会社は責任を持たなければならないのですから。」と私。
「つまり元気で働き続けられるかどうか?の問題じゃないですか?運転士も介助人さんも足りないですし、75を越えても元気で働いている方もいるじゃないですか?」とさらに付け加えました。
会社が傾きかけた時に、肩叩きにあった人たちを見て来たので、不安なのは分かります。でも時代は、かつてない急激な少子高齢化で労働力不足。無人島と同じで働く人がいなければ、お金なんて意味を成さないのですから、働くと言う事、働けると言う事が社会に取って大切なんだと思います。
(以外にも、土浦近辺が桃の産地であると言う事を知りませんでした。試しに食べて見てショックを受けました。香りが素晴らしく、皮が手でスルリと剥けて果汁が滴り落ちました。甘過ぎず、爽やかな感じがします。「白鳳」と言う種類との事ですが、初めて食べました。)
そんな話をしておりましたら、私たちより一回りほど若い同僚が寄って来て「なんだいみんなで集まって、良い話でもあるの?」と聞いて来る。
なので私が「70代なんで、そろそろお迎えが来るかな?って話ですよ。」と言いましたら「お迎えかい。」と笑う。70代の人はと言うと、葬式の送迎バスのしきたりの話しに変わってあれやこれやと盛り上がる。
まあ、当面は大丈夫そうな先輩方でございます。若い世代は、そんな話に加われず後ろで一服しておりました。
なので、ひとしきり終わると若者にも声をかけてお話しを聞きました。
タバコ場って、嫌がる人もおりますが大事な交流の場なんですね。
今日は変わった観葉植物が目に入りました。一鉢60円。
ヒポエステスと言う名前でした。覚えられそうにありませんが、どうやらマダガスカルの方から来たらしいです。
マダガスカルって、確か「星の王子さま」に出ていたバオバブの木があるアフリカの島でしたね。動物も植物もとっても変わっているみたいです。
近年は、貧困問題で大変だと聞いた事があります。豊かな島がなぜ貧困になるのか?そちらも不思議な事だと思います。
自分の目先の事ばかりでなく、深く考えて見たい事があります。
豊かな国と言われる日本で、毎年たくさんの若い世代が万と言う数で自死している現実もあります。
どうすれば、みんなで幸せを感じながら生きられるのでしょうか?
大風呂敷を広げる前に、自分が何に幸せを感じるのかが分からないと見えて来ないのかも知れません。
幼く貧しい頃の夢は、学校の先生や医者になってみんなのために役立つ仕事がしたいと思っておりましたが、ブータンの映画を見てましたら貧しい国の子たちも同じなんですね。
それがいつの間にか、いくらもらえるのか?他の人より高いか低いか?が価値になってしまう。
お金に生き方や夢まで支配されてしまう。夢って、そんなものなんでしょうか?
年を取ったら持てなくなるものなんでしょうか?
それもお金次第なのかな?
何だかおかしい。
時代は、どんどん変わっているのに。
https://youtu.be/kFhPYw0H9mU?si=P2EopKloOJYxCSAe
未選択
2025/07/04 14:41
0
幸福な日々(ベゴニア)
毎週疲れのピークを感じる木曜日です。
新しいシフトになり、予想はしておりましたが救いの小学校送迎が今週はありませんでした。
それでも、工場送迎のバスが増えたので1台当たりの負担がずいぶんと軽減されました。
それも暫定ではありますが、今のところは楽になっております。
年は取りましたが、まだ働いて役立てた上に賃金が得られる事、有り難い事だと思っております。
離婚してお金に追われる脅迫感からも解放されましたので、色々と静かに思う時を過ごしております。
それだけでも幸せな事ですね。欲と言うものも無くなって、もう少しすると仙人みたいになっちゃいそうです。
今日は、朝乗務を終えてからベゴニアを買って来ました。
花期のピークが終わったのか、一鉢35円を3鉢。105円のお楽しみになりました。
赤系や黄色の選択が多いので、青系もあると良いかなーなんて思います。
ベゴニアの花言葉は「幸福な日々」だそうです。あるいはハート型の葉が左右ふぞろいなので「片思い」ともありました。
まあ、片思いでも人を思えるならば幸せな日々だよって事かも知れません。
死んでしまったら、人を思う事も出来なくなってしまいますからね。
例え報われずとも、生きている間は人を思い続ける事に幸せがあるのかも知れません。
人を呪いながら生きているなんてのが、幸せなはずもありませんよね。残り時間が少なくなって来ておりますし、そんな無駄な事に心を支配されたくないと思います。
毎日3時に起きて作っている朝食です。
完全に「和」好きだったと改めて気が付きました。
浅漬も作り続けているのですが、柚子が無いのでレモンの若葉を1枚刻んで漬けて見ましたら、香りだけ洋風になってしまいました。今度は、福来ミカの葉にして見ようか?なんて思っています。
「卵かけごはんでアルコール検査に引っかかったと言う先輩がいて食べられなくなった。」と言う青年くんに「それは眉唾だと思うよ。」と話した事を思い出しながら、卵納豆に致しました。
当然ながら、検査に引っかかる事はありませんでした。無茶な言い訳を考える人がいるんですね。
先日一緒に飲んだ青年くんに報告して、卵かけごはんを食べられる様にしてあげたいと思います。
普通の和朝食の様ですが、特に調味料は添加物無しの有機素材で作られたものを使っていますので安くはありません。
化学薬品漬けの安いものをたくさん食べて、お医者さんや薬にたくさんのお金をかけるのとどちらが贅沢なのか?
まあ、声高には言いませんが、化学的に作られたものを止めてガンになっても元気で長生きされた人の本を読んだ事があります。
卵かけごはんでアルコール検査に引っかかると言うよりは、信ぴょう性があると思います。
やって見る事が大切ですね。年相応に疲れはしますが、今のところ元気で若く見て頂ける事の秘訣です。
あとは、姿勢に気を付けて笑顔で人に接する事。
辛くても、悲しくても、だからこそ笑顔で心の健康も保つ事かと思います。
それもまた、日々の習慣づけの様に思います。
あまり、面白い話にならずにすみません。
では、夕方のお迎えバス乗務に行って参ります。
未選択
2025/07/03 15:00
0
アナベル(ひたむきな愛)
工場送迎バス、新体制の初日夕方の送迎は凄いゲリラ雷雨の中で始まりました。
あまりに激しいので、排水が間に合わず道路が河の様になっておりました。
ブレーキのドラムが浸水したらしく、ブレーキが一時的に効かなくなったのにはヒヤリとしましたが、何とか無事に乗り越えました。
しかし、通常の雨でも排水が良くないつくば市内のメインストリートでは冠水して立ち往生する車が何台かあったとの事で、ラッシュアワーの大渋滞。そちらのルートを走った同僚が点呼に連絡し、困った点呼から私に連絡が来ると言う事までありました。フルタイムパートの身なんですが、いざという時に頼られると言うのは有り難い事だと思います。
夕方の出庫直前に雷を撮りました。このあと「まるで高圧洗浄機の中だった。」と同僚が表現する土砂降りになりました。
だからと言って、工場で待つ人たちがおりますので何とか行くしか無い仕事でございます。
何やら、2011年3月11日の時に「津波です。逃げて下さい。」と避難を呼びかけ続けて津波に呑まれた女性職員さんを思いました。
そう言う人がたくさんおりましたね。
そうして命がつながれていて、今がある事を忘れてはならない様に思います。
何があろうとも精一杯生きる。それが人としての姿なのかも知れません。
今日は、歩き続けられなくなって26才で命を絶ってしまった金子みすゞさんの詩です。
自分を励まし、人を励ます様な詩が多い様に思いますが、励まし切れなかったのでしょうか?
歩き続けるためには、この世にたった一人でも自分の気持ちを分かってくれる人が必要なのかも知れません。
誰もいないと思うと生きて行けない。
きっと私の息子も、そんな思いだったのかなと思います。
物事の良し悪しとか損得とかでなく、気持ちを分かろうとする人。その心の孤独を分かち合える人。
本当に求めているのは、それだけかも知れませんね。
草原を歩き続けたら、みんなが花になる。ただし、その心がつながる人がいて。
(ゲリラ雷雨にも負けず、わが家の茎がめちゃ細いアナベルが力強く咲いております。)
そんな事を思います。
今日も、自分で選んだ道を歩き続けたいと思います。心の友を思いながら。
未選択
2025/07/02 15:13
0
Run Away
今日は、工場送迎の新しいルート担当でございます。
出勤時間が6時。終わりもちょっと遅いルートです。派遣ドライバーで1年ほど工場通いをしておりましたので、他の運転士さんたちは行った事がないので最初は私からと言う事情でございます。朝乗務の後に、試走があって他の同僚たちに説明して来ました。
行った事はあっても、再確認しながら運転するのはやはり緊張致します。みなさんに教えなければならないので、余計にですね。
でも、無事に朝乗務と試走の方は終える事が出来ました。だんだんと無用に動じなくなった自分の成長も感じたり致します。まあ、その分感動する事も減ったのかも知れません。
今日の担当バスも車庫のすみっコで、森の脇でした。
点検をしながら、小さな花が目に入りましたので撮りました。調べましたらバーベナと言う花でございました。別名「美女桜」との事。ヒルガオのツルに絡まれながら、可憐に咲いておりました。
可愛そうなので、ヒルガオのツルを外して撮りました。
今日は、美女桜のお見送りで車庫致しました。
帰宅して庭を見ましたら、トマトが赤くなっておりました。良く見ると見落として、巨大化したキュウリもありました。ナスも次々と成っております。
そろそろ野菜を仕入れないとと思っていたところに、無農薬野菜の恵みがありました。
朝水やりをしてから出かけましたので花たちも暑さに負けずに咲いております。
家の中でも、頑張って綺麗に咲き続けております。
デンドロビウムの子苗が出来て来た事にも驚きました。買わずとも、自分で育てた花をプレゼント出来るかも知れません。
デンドロビウムも欄の仲間なんですね。
(デンドロビウムの赤ちゃん苗でございます。)
ダジャレのたぐいですが、昔シャネルズのRunawayと言う曲が流行って、一緒に闘う労働組合を作った後輩たちが、新年会で顔を黒くそめて歌った事を思い出しました。
時代は厳しかったとは思いますが、仲間たちがいてしっかり青春を生きていたなと思います。
むしろ今の方が、個々バラバラで難しい時代になったなとしみじみ思ったりします。
https://youtu.be/apf-iHghfvI?si=BFR3Sunrh1TNdSZV
人付き合いのめんどうさは無くなって来ましたが、めんどくささもお互いに受け入れながら生きる場面が無くなって来た様に思ったりします。
人も、ものもじっくり見ながら、声なき声を聴きながらなんて事が無いから感動しないのかも知れませんね。
何よりそれは私自身に言える事です。
何を見ても、何をしても深い感動を感じなくなってしまった。だから、自分をほめるなんて事も無くなってしまった様に思います。
でも、それはより深い感動を求めている私の心の動きかも知れません。
簡単に感動しなくなったと言う事は、より深い感動、生きている実感を感じたいと言う欲求かも知れませんね。
誰かが与えてくれるのではなく、自分自身で求める事でしか得られない魂の震えです。
逃げるのは卑怯みたいに言われますが、逃げられると言うのは大切な能力。より深く新しい魂の震えを求めて現状に甘んじない。そこから飛躍するってのもRunawayの一つかも知れません。
なんて事を考えながら、夜の乗務に向かいます。
未選択
2025/07/01 14:36
0
前のページ
Home
次のページ
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
カテゴリー
未選択(1422)
最新記事
古きを訪ね新しきを知る。
(07/05)
時代は変わる。
(07/04)
幸福な日々(ベゴニア)
(07/03)
アナベル(ひたむきな愛)
(07/02)
Run Away
(07/01)
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
リンク
管理画面
新しい記事を書く
P R
ページトップ