辻川慎一つくば便り

手間をかけて良かった!

あれやこれやと忙しく働いているうちに、どんどん日がたって行く感じがいたします。

その日々や時間をなるべく味わいながら大切に生きたいとは思うのですが、ワイルドに生きて来て来た習慣が直らないな~と思ったりします。

昨日午前中は、外国人実習生と一緒に野外作業で寮の周りに積まれた伐採木材の撤去・廃棄作業をしました。
一緒にやりながら、絶対にケガをさせない様に注意する。作業アドバイスをする。そう言う役割でした。

さすがに約40人の青年たちのパワー。
コンテナ2台分の廃棄木材があっという間に片付けられました。

汗をかきながら1時間すると雷雨になりましたので、全員に寮に入る様に指示します。

人と言うのは色々、大半がいなくなっても黙々と作業を続けている青年もいました。終わりにして、入ろうと促すと、支給された軍手を丁寧に洗い出して最後に入りました。


(命が尽きかけている仰向けになっていたセミを木に戻すと、最後に力でしょうか?懸命にとまっておりました。)


食堂では用意されたスイカを、みんなが大はしゃぎで食べております。

「美味しいかい?」とたずねると「美味しい〜!」と凄い勢いです。

「先生も!」とスイカを取ってくれるので、一切れだけ食べて見ました。

私が買い出して来ましたので心配でしたから。

あ~確かに美味しい!
何と言うか、飾りすぎない甘さとみずみずしさです。

つくば産の「祭ばやし」。有名ブランドでは無いのかも知れませんが、なかなかでございます。

こう言う企画を考えて、少しでも良い思い出になってもらえればと言う上司がいての事ですが、若者たちの笑顔に力を頂いているのは私の方であると感じます。


(まだ若いオオカマキリも、我が家の玄関を訪ねて来ました。)


さて、今日の私はマイクロバスにて新しく入国する実習生の迎えに行って来ます。

私たち労働者は、他の人が生きて行く土台を支えたり、人生の架け橋になったりしているのですよね。

疲れたり、辛い時もあるのですが、どんな仕事でも向き合い方によって世界が変わって行く様に思います。

仕事と人との関係は、別では無い様に思います。

だからそれは、自分自身とその命への向き合い方なのかも知れません。

周りからムダに見え様が、意味を与えるのは自分自身ですし、そこに共感して一緒に生きてくれるのが仲間だと思います。

そう言う人の仲間でありたいですし。

では、みなさん今日もご無事で!

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