辻川慎一つくば便り

まだまだ。

暑いのは暑いですが、風がさわやかな土曜日です。

昨日は、出勤してから汗まみれになりながら約1時間草刈り、続いて2時間立ちっぱなしで外国人実習生の身体測定、午後は健康診断のドライバー兼引率者でございました。


刈払機の扱いにもようやく慣れて来ました。


この会社に入らなければ、恐らく一生縁が無かった仕事かも知れません。

経験されている人は分かると思いますが、結構腰に来ます。


身体測定の方は、配属先でのユニフォーム準備のためにやります。


私の上司の方が、身長と体重を一緒に測れるものを工夫してセットしました。

何と足のサイズまで測るものまで手作りしていたのにも驚きました。

私の方は、メジャーで頭、胸囲、ウエスト、ヒップの測定をやりましたが、はじめの頃はなかなか上手く行きません。

元警察官だった上司に「辻川さん、遠慮していちゃ測れないよ。」と言われて、気持ちを切り替えるとキッチリ測れる様になりました。

この人は、事件や事故で亡くなった人に対しても職務として測定もきっちりやって来たのだと思います。

キッチリ職務を果たす、そう言うあり方に学べる幸運を感じました。

実際に、どんなに疲れていても手を抜こうとしない姿勢に人としての凄さを感じるのです。

誰かと100パーセント気持ちが合うなんて事はないと思うのですが、学ぶ事はできる様に思います。

私が、公安警察の警備対象者として有名たった事も知っている人ですので、ずっと警戒されていた様です。

最近になってようやく人として信頼してくれた感じがします。

自分で見て感じるよりも、肩書きやレッテルで人を決めつけて分かった様な気になるのは、右も左も、政党も宗教も変わらない事がよーく分かって来ました。


帰宅すると、疲れて撃沈しそうになりながら週末のご褒美でウイスキーの炭酸割りを頂きました。


「あなたを凄いとか尊敬してるとか言う人もいますが、あなたと一緒に生活してる訳じゃないですからね。私だってあなたが、もっとしっかりしていて、格好良い人かと思ってましたよ。」

と妻が言います。

まあ、自分では格好良いとかしっかりしてるだとか思った事もなく、失敗だらけの人生である事は自分が一番良く分かっている事です。

たぶん立場だとかレッテルだとかより、人として向きあって感じて来た事を大事にして来たから色んな人の記憶に残ったのかなと思います。

それが周りに持ち上げられていた時は、ダメになっておりました。ただの都合の良い利用対象者でしか無かったのにバカになっておりました。

大事にするから大事にされる。
愛するから愛される。

人としてきっと当たり前の事なんですよね。

しかし、

「あなたは仲間たちを大切にしてきたのかも知れないけど、私はあなたに大事にされてない。」

と妻に言われますので、やはりまだまだの様でございます。

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