辻川慎一つくば便り

蜜蜂の逆襲

みなさま。10代の方からコメントをいただきました。

「きっと辻川さんの人柄が動労水戸の方々など、優しく仲間想いな人を呼んでくれているのだと思います。今の素敵な仲間を大切にしていってください。
僕もブログ上でしか関わりはありませんが、辻川さんのことを応援しています!辻川さんの周りには仲間がたくさんいます。辛いことを分かち合える仲間がいること、とても素敵なことですし、僕にとっては羨ましいです…」


(動労水戸の木村委員長が、お土産に持参してくれた自家製「男爵いも」を妻がフライドポテトにしてくれました。良い香りが立ち、甘みが強く絶品でございました。)

そして私からの返信です。

「今日からまた学校でしょうか?
無事に、楽しくお過ごし下さい。
動労水戸と言う労働組合を作って委員長になってから、一緒に運命を共にしてくれた仲間たちを守るために誰がなんと言おうとあきらめずにがんばった時代がありました。
でも、守る一方で自分が弱ったことはほとんどありませんでした。
そう言う意味では、苦しんだり、弱ったりしている人の気持ちが本当に分かっていたとは言えません。
いつも『助ける』側にいてしまい、いつの間にか『上』になってしまった。
そのうち、自分が辛いことや弱ったことが言えなくなってしまった。
そうすると仲間と言う関係じゃなくなっちゃうよね。
自分の痛みや苦しさは置いといてだと、人の痛みや苦しさも本当のところは分からなくなってしまう。
僕は仲間たちのヒーローだったけど、僕が本当の仲間になったのは、僕の子供が死んで泣き叫んで、立っていられない僕になった時だったと思う。
『いつ倒れるか分からないから、倒れる前に支えるぞ!』ってみんなで構えていたことを、後から聞きました。
でも僕は、自分の悲しみや辛さが余りに深く、仲間にも同じ思いや痛みがあることに気が付かなかったんだ。
仲間の痛みや思いが分かれば、きっと自分の辛さも超えられるんだ。だって一人じゃないことが身に沁みて分かるから。
君に取って僕は、おじいさんの年くらいになっちやうかも知れないけど、仲間たちがいて辛いことを乗り越えながら一層の絆を深めて行くと言うのは同じなんじゃないかなと思います。
君なら、これからステキな仲間とたくさんつながって行けると思います。
良い一週間になります様に!」


(「フェンネル・茴香」の花に来た蜜蜂です。足に蜜を使いたくさんの花粉を付けているのが見えますか?巣に持ち帰りハニカムの中に押し込む。女王バチがそこにタマゴを産んで、幼虫のエサになるんですね。蜜蜂は大人しい性格だけど、巣を守るためならお尻の針を刺す。針は抜けない形をしているので、一回刺したら体がちぎれて死んでしまうのですね。子孫のために、一生懸命働き、仲間と一緒に闘っていると思うと一層可愛く感じます。)

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R