辻川慎一つくば便り

顔を見るとホッとする。

昨晩は、かなり酷い雷雨でした。
妻が眠れなかったと言いました。

私の方も、昨日の仕事の疲れや職場のトラブルがあったりし重い気分でございました。

それでも、私が送迎している外国人留学生の人たちにも変わらずに一人一人の方を向いて「おはよう!」「行ってらっしゃい!」「頑張ってね!」と声をかけ続けます。


(サルスベリ「百日紅」もまだまだ頑張っています。)


今日は、中国人留学生の女性がニコニコしながら話しかけてくれました。
初めての事です。

「運転士さんは、何時から何時まで仕事しますか?」と聞かれました。

「朝7時から夕方18時ですよ。」

「長いですね。朝ゴハンはどうしますか?」

「5時頃に食べます。」

「早いですね。」

「あなたはいつもアルバイトですか?」

「はい。学校が終わったら自転車と電車とバスでアルバイトに行きます。」

「遠いですね。帰りも遅いですか?」

「はい。遅くて眠いです。」

「そうですか?あなたも大変ですね!」

そんな話を交わしました。

留学生とは言え、かなり辛い仕事をしながらだから私の仕事も気にかけてくれるんだろうな。なんて考えて、何だか楽しい朝になりました。

勉強しながら働く、同じ労働者なんですよね。


(サルスベリで薄い紫色が一番好きな花の色です。)


朝の送迎を終えてバスの掃除。
そして次の仕事に向かうとスクールバスの運転士さんや介助人さんに呼び止めてもらえます。
誰かとあいさつしていると、別の先輩方が来てくれます。

「辻やん、どうした〜畑は?」

「畑でも役に立たないのでクビですよ。」

「辻やんは、才能があるからな~。」

「何をやってもダメなんです。先輩方の力で何とか戻して下さいよ。」

「何だ?こっちの方が良いかい?」

「そりゃあもう。先輩方の顔を見るだけで安心しますからね。」

「俺らも年でいつまでいられるかだよ。」

「元気なら大丈夫です。運転士不足ですからね。」

「そうみたいだな。」

「そろそろ用務員の仕事に戻ります。」

「辻やんも頑張れよ!」

そんな感じでみなさんで笑い合います。

やっぱり私は、管理者には向きません。仲間たちの中にいると感じる時が一番幸せです。

周りに人が集まってくれて、声をかけてもらえるってなんて嬉しい事でしょうか?

辛いことや重い事が飛んで行ってしまいます。

みなさん同じなんですよね。
だからきっと心が通じるのだと思うのです。

今日の後半戦も頑張ります!
みな様もご無事で!


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